雨晴駅
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雨晴駅 | |
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駅舎(2021年5月) | |
あまはらし Amaharashi | |
◄越中国分 (1.9 km) (2.6 km) 島尾► | |
所在地 | 富山県高岡市渋谷105 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■氷見線 |
キロ程 | 10.9 km(高岡起点) |
電報略号 | アメ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
80人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)4月5日 |
備考 | 簡易委託駅 |
雨晴駅(あまはらしえき)は、富山県高岡市渋谷にある西日本旅客鉄道(JR西日本)氷見線の駅である。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)4月4日:中越鉄道 伏木駅 - 島尾駅間開通と同時に開業し、旅客及び貨物の取扱を開始する[1][2][3]。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)氷見軽便線の駅となる[4]。当駅は旅客、手荷物、小荷物及び大貨物の取扱を行う[4]。
- 1922年(大正11年)9月2日:軽便鉄道法廃止により氷見軽便線を氷見線に改称する[5]。
- 1959年(昭和34年)11月1日:営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃する[6]。
- 1960年(昭和35年)8月1日:営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱及び小口扱貨物の取扱を廃する[7]。
- 1970年(昭和45年)6月25日:早朝・夜間の窓口を閉鎖し、改札を取り止め[8]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客及び荷物を取扱う駅となる[9]。
- 1982年(昭和57年)4月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃する[10]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる[2]。
- 1991年(平成3年)7月1日:JR西日本の職員6名の配置を廃し、駅務を地元に委託する[11]。
- 2018年(平成30年):春の青春18きっぷのテーマ駅に選ばれ、駅からの風景がポスターやチラシに用いられた[12]。
- 時期未定:簡易委託を解除し、無人化〈予定〉[13]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である[14][15]。隣のホームへは構内踏切にて連絡する。
北陸広域鉄道部管理下の簡易委託駅である[11][16][17]。信号機の自動化に伴ってそれまで6名いた助役等の当駅職員の配置が廃止されることとなったため、地元の観光協会や自治会が雨晴駅振興会を結成して、1991年(平成3年)7月1日に駅務を受託した[11][18]。構内には観光案内所が併設されており[19]、自転車の貸出を行っている[20][21]。
快速列車ベル・モンターニュ・エ・メール号の停車駅であり[22]、同列車は当駅近辺の海岸を眺望し得る地点において約1分ほどの停車を行う[23]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■氷見線 | 下り | 氷見方面 |
2 | 上り | 高岡方面 |
利用状況
[編集]「富山県統計年鑑」と「高岡市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[24][25]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 230 |
1996年 | 218 |
1997年 | 206 |
1998年 | 195 |
1999年 | 184 |
2000年 | 170 |
2001年 | 141 |
2002年 | 131 |
2003年 | 103 |
2004年 | 85 |
2005年 | 79 |
2006年 | 80 |
2007年 | 70 |
2008年 | 79 |
2009年 | 83 |
2010年 | 84 |
2011年 | 70 |
2012年 | 72 |
2013年 | 65 |
2014年 | 55 |
2015年 | 67 |
2016年 | 65 |
2017年 | 75 |
2018年 | 80 |
2019年 | 80 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『官報』(307頁)、1912年(明治45年)4月11日、内閣印刷局
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、160頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 中越鉄道編、『開業二十年誌』(27頁)、1916年(大正5年)5月、中越鉄道
- ^ a b 大正9年鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
- ^ 大正11年鉄道省告示第109号(『官報』、1922年(大正11年)9月2日、内閣印刷局)
- ^ 昭和34年日本国有鉄道公示第402号(『官報』、1959年(昭和34年)10月30日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和35年日本国有鉄道公示第384号(『官報』、1960年(昭和35年)7月30日、大蔵省印刷局)
- ^ 「きょうから 城端、氷見線営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年6月25日、1面。
- ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和57年日本国有鉄道公示第156号(『官報』、1982年(昭和57年)3月18日、大蔵省印刷局)
- ^ a b c 「雨晴駅に観光案内所 特産品コーナー設置 無人化で地元に委託」、『富山新聞』(20面)、1991年(平成3年)7月5日、富山新聞社
- ^ “はじめての青春18きっぷ”. JR西日本. 2018年3月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “JR西 富山県内9駅無人化 30年度までに氷見や城端、八尾駅”. 北日本新聞社. 2021年5月8日閲覧。
- ^ 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(24頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』(22及び61頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ 「導入進むJR駅の簡易委託販売 無人化阻止に地域が支援」、『北日本新聞』(12面)、2001年(平成13年)5月27日、北日本新聞社
- ^ データで見るJR西日本2016 - 西日本旅客鉄道
- ^ 「市観光協会へ運営変更!? 高岡・JR雨晴駅 地元振興会は困惑」、『北日本新聞』(32面)、2006年(平成18年)6月15日、北日本新聞社
- ^ 雨晴駅観光案内所 - 公益社団法人高岡市観光協会
- ^ 雨晴海岸-氷見を電動付きで 高岡市のレンタル自転車事業[リンク切れ] - 2010年(平成22年)2月21日、北日本新聞社
- ^ 自転車で氷見楽しんで 市観光協会 今季の貸し出し開始[リンク切れ] - 2016年(平成28年)4月14日、北日本新聞社
- ^ 城端線・氷見線観光列車 ベル・モンターニュ・エ・メール - 西日本旅客鉄道
- ^ 富山の景色「動く絵画」に 観光列車・べるもんた試乗会[リンク切れ] - 2015年(平成27年)9月25日、北日本新聞社
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 高岡市統計書の経年データ(平成18年版~) - 高岡市
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 雨晴駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道