コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

雲照寺 (渋谷区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雲照寺
所在地 東京都渋谷区西原3-31-1
位置 北緯35度40分17.8秒 東経139度40分56.5秒 / 北緯35.671611度 東経139.682361度 / 35.671611; 139.682361座標: 北緯35度40分17.8秒 東経139度40分56.5秒 / 北緯35.671611度 東経139.682361度 / 35.671611; 139.682361
山号 代々木山
宗派 東寺真言宗
創建年 不詳
中興年 大正10年(1921年
文化財 木造十一面観音立像(渋谷区指定有形文化財)、絹本著色仏涅槃図(渋谷区指定有形文化財)
法人番号 1011005000396 ウィキデータを編集
雲照寺 (渋谷区)の位置(東京都区部内)
雲照寺 (渋谷区)
テンプレートを表示

雲照寺(うんしょうじ)は、東京都渋谷区にある東寺真言宗寺院

概要

[編集]

創建年代は不明である。元々は現在の東京都文京区目白台に位置し、「蔵王寺」という名称であった。明治時代真言宗僧侶釈雲照が開いた学校「目白僧園」の卒業生らが亡き師匠の徳を慕って、1921年大正10年)に蔵王寺を現在地に移転した上で、師匠の名にちなみ「雲照寺」と改称した[1]

観音堂と門は目白台の旧蔵王寺から、庫裏などは鳥尾小弥太子爵邸から移設した。興福寺のものを模して、東京藝術大学で製作した[2]

なお「目白僧園」は、後に寺院登録して練馬区に移転し、現在は十善戒寺となっている。

境内には板碑があるが、その造立年代は不明である[3]

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 渋谷区 編『新修渋谷区史 (中巻)』渋谷区、1966年、2086-2089p
  2. ^ 林陸朗ほか著、東京にふる里をつくる会編『渋谷区の歴史 (東京ふる里文庫11)』名著出版、1978年、199-200p
  3. ^ 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド13)』学生社、1992年、87p

参考文献

[編集]
  • 林陸朗ほか著、東京にふる里をつくる会編『渋谷区の歴史 (東京ふる里文庫11)』名著出版、1978年
  • 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド13)』学生社、1992年

関連項目

[編集]