霧生和夫
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霧生 和夫(きりう かずお、1935年1月1日- )は、日本のフランス文学者。埼玉大学名誉教授。専門は19世紀フランス文学、特にオノレ・ド・バルザック[1]。
来歴
[編集]北海道旭川市出身。東京外国語大学フランス科卒業。東京大学大学院人文科学研究科仏文科博士課程満期退学。1967年埼玉大学教養学部専任講師、同助教授、同教授。2000年定年退官、名誉教授。
受章・受勲歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『バルザック、天才と俗物の間』中公新書 1978年
- 『わかるフランス語文法』駿河台出版社 1988年
- 『親指小僧』朝日出版社 1992年
- 『パソコンでフランス語,Ouf!』駿河台出版社 1997年
- 『新わかるフランス語(新わかる語学シリーズ) 基礎編』三省堂 2001年
共著
[編集]- 『わかるフランス語(わかる語学シリーズ) 基礎編』家島光一郎共著 三省堂 1967年
- 『わかるフランス語(わかる語学シリーズ) 実力編』家島光一郎共著 三省堂 1967年
翻訳
[編集]- ジャン・シャザル『子供の権利』清水慶子共訳 白水社 文庫クセジュ 1960年
- 「Z・マルカス」渡辺一夫共訳『バルザック全集第1巻』東京創元社、1961年
- アンリ・ミシェル『地下抵抗運動 1938 - 1945』白水社 クセジュ文庫 1962年
- オーギュスト・コント『世界の名著36』中央公論社、1970年、のち新版
- ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』清水幾太郎共訳、岩波書店 1970年
- 『レイモン・アロン選集 4 歴史哲学入門』荒地出版社 1971年
脚注・出典
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
- ^ “本学の霧生名誉教授がフランス政府から受勲”. 埼玉大学 (2007年6月15日). 2015年1月16日閲覧。 アーカイブ 2016年3月4日 - ウェイバックマシン
- ^ “霧生和夫名誉教授にフランス政府からパルム・アカデミック勲章”. 埼玉大学. 2007年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
- ^ “平成27年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 9 (2015年4月29日). 2023年3月7日閲覧。