青春病
「青春病」 | |||||||||||||||||
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藤井風の配信限定シングル | |||||||||||||||||
収録アルバム | 『LOVE ALL SERVE ALL』 | ||||||||||||||||
英語名 | Seishun Sick | ||||||||||||||||
リリース | 2020年10月30日(シングル) 2020年12月11日(EP) | ||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||
時間 | 5分21秒(シングル) 15分26秒(EP) | ||||||||||||||||
レーベル | HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA | ||||||||||||||||
作詞者 | 藤井風 | ||||||||||||||||
作曲者 | 藤井風 | ||||||||||||||||
プロデュース | Yaffle | ||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||
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「青春病」(せいしゅんびょう、英語: Seishun Sick)は、日本のシンガーソングライター・藤井風の4作目の配信限定シングル。2020年10月30日にHEHN RECORDS / ユニバーサルミュージックより発売された。
概要
[編集]2020年10月29日に日本武道館で行われた「Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER」において新曲として披露され[4]、翌日の10月30日に同じく新曲の「へでもねーよ」と2曲同時に配信リリースされた[5][6]。12月11日、本楽曲に洋楽ピアノカバー3曲を加えた『青春病 EP』がリリースされた[7]。
2022年3月23日に発売されたアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』に収録されているものは、アルバム用にエディットし直されている。
音楽性
[編集]同時にリリースされた「へでもねーよ」のアグレッシヴな曲調とは対照的な、爽やかなポップソング[8]。様々な色合いのメロディが違和感なく繋がっていることが特徴[9]。
ミュージックビデオ
[編集]2020年11月14日、「へでもねーよ」と同時にミュージックビデオが公開されることが発表され、12月11日にミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルに公開された。監督は映像作家の山田智和が務め[10]、「2020年という激動の年の最後に、藤井 風氏に出会えたことに感謝しています」と述べた[10]。
山田はミュージックビデオのコンセプトについて、「今年(2020年)はコロナのせいで、みんながみんな青春できたわけじゃないですよね。そういうときに、みんなを何かひとつ青春の世界に連れていきたいというか、みんなの話の続きになりたいと思ったんです。このMVは、過去を描いているようで、いまを生きている人に向けて、「それでいいんだぜ」って言いたかったんですよね」と語った[11]。
2021年7月11日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)のミュージックビデオ特集に出演した山田は、本楽曲のミュージックビデオについて、「藤井風さんから『青春をまっすぐやりたいんだ』というオーダーがあって、それがものすごく嬉しかったんです。ちょっと恥ずかしいじゃないですか? タイトルに "青春" の文字が入ったミュージックビデオで走るのって勇気がいると思うんですけど、そう言ってもらったときにすごく嬉しくて『今、それだよね』って。ちゃんとストレートを投げたいというか」と述べた[12]。
沖縄で2日間かけて撮影されたミュージックビデオは、山田により自然な青春感を出すための仕掛けが施されている。ミュージックビデオ終盤の全員がカメラに向かってふざけながら踊るシーンは、休憩時間にみんながふざけて踊り出した場面を撮ったオフショットである。あえてこのカットを採用することで、自然な青春感を我々に感じさせている[12]。
また、山田は「この撮影は楽しすぎた。このミュージックビデオにはエンドロールがあるんですが、東京に帰っても撮影現場が愛おしすぎて(沖縄の)写真を見返すというシーンをエンドロールで無理やり入れちゃったぐらい、ものすごく楽しかった」と語っている[12]。
2021年1月26日、ミュージックビデオのメイキング映像が公式アプリ「Fujii Kaze」内の限定コンテンツとして公開された[13]。2022年11月26日、ミュージックビデオの再生回数が1,000万回を突破した記念として、公式YouTubeチャンネルにメイキング映像が公開された。
収録内容
[編集]# | タイトル | 時間 |
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1. | 「青春病」 |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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2. | 「Teenage Dream」(ケイティ・ペリーのカバー曲) | Katy Perry, Lukasz Gottwald, Max Martin, Benjamin Levin, Bonnie McKee | |
3. | 「Good As Hell」(リゾのカバー曲) | Melissa Jefferson, Eric Frederic | |
4. | 「Circles」(ポスト・マローンのカバー曲) | Austin Post, Louis Bell, Adam Feeney, Kaan Gunesberk, Billy Walsh | |
合計時間: |
脚注
[編集]- ^ “Hot 100” (2020年11月11日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ “Download Songs” (2020年11月4日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ “週間デジタルシングル(単曲)”. ORICON NEWS (2020年11月9日). 2023年1月5日閲覧。
- ^ “藤井 風、初の武道館ライブが終了&新曲「へでもねーよ」「青春病」を2曲同時リリース”. https://www.billboard-japan.com/+(2020年10月29日).+2022年7月23日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2020年10月29日). 音楽ナタリー編集部: “藤井風、新曲「へでもねーよ」「青春病」を2曲同時リリース(コメントあり)”. 音楽ナタリー. 2022年7月23日閲覧。
- ^ @fujiikazestaff (2020年10月30日). "\たのしいおしらせ/ 新曲2曲同時にデジタルリリースです!🕺". X(旧Twitter)より2022年7月23日閲覧。
- ^ “藤井 風、「青春病」のミュージックビデオをプレミア公開、piano arranged cover3曲を含めた「青春病」EPを本日よりデジタルリリース”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス (2020年12月11日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ 天野龍太郎 (2021年3月15日). “藤井 風 “旅路” 色々あるけれど、それぞれの旅路に幸あれ、と藤井 風は歌う”. Mikiki. 2022年7月23日閲覧。
- ^ s.h.i. (2022年4月7日). “藤井 風『LOVE ALL SERVE ALL』に聴く〈天衣無縫のキメラ音楽〉”. Mikiki. 2022年7月23日閲覧。
- ^ a b “藤井 風、「青春病」MVが12/11夜6時にプレミア公開”. https://www.billboard-japan.com/ (2020年12月11日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ “山田智和が語る、変貌する世界への視線 映像作家が見た2020年 | CINRA”. www.cinra.net. 2023年1月5日閲覧。
- ^ a b c “『関ジャム』ミュージックビデオ特集! 藤井風が「青春病」MV撮影で泣いた理由”. 日刊サイゾー (2021年7月18日). 2023年1月5日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/fujiikazestaff/status/1354036362727587845”. Twitter. 2023年1月5日閲覧。