青木栄一 (1930年生の翻訳家)
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青木 栄一(あおき えいいち、1930年(昭和5)11月30日[1] - )は、日本の翻訳家。
経歴
[編集]神奈川県横浜市出身[1]。1953年東京教育大学文学部英米文学科卒業、北海道新聞社入社[1]。同編集局、1965年ワシントン支局勤務、1968年論説委員を務めた[1]。
1975年より東京水産大学助教授、同教授、1985年より共立女子大学文芸学部教授を歴任[1]。国際政治・経済、近未来ものなど翻訳多数。
翻訳
[編集]- 『自伝的中国現代史 2』(ハン・スーイン、宮川毅, 高橋正共訳、春秋社) 1971
- 『世界の遺言 モンローからヒットラーまで』(M・コンシダイン, R・プール、金沢文庫) 1975
- 『世界一の世界』(ノリス&ロス・マクワーター編、北詰洋一共訳、講談社) 1975 - 1976
- 『ビジネス犯罪 うますぎた商談』(ウォール・ストリート・ジャーナル編、大原進共訳、日本経済新聞社) 1976
- 『セブン・シスターズ 不死身の国際石油資本』(アンソニ・サンプソン、大原進共訳、日本経済新聞社) 1976、のち講談社文庫
- 『スーパーウェポン』(ジェームズ・W・キャナン、ダイヤモンドタイム社) 1976
- 『私は前世を見た! 驚異と戦慄の霊魂再生の記録』(ジェフリー・アイバーソン、二見書房、サラ・ブックス) 1977.8
- 『石油王への道 世界一の富豪 J・ポール・ゲティ回顧録』(講談社) 1977.11
- 『大虐殺 アミンの恐るべき素顔』(ヘンリー・キエンバ、二見書房) 1977.9
- 『小説・会社のために』(I・バーマシュ、プレジデント社) 1977.12
- 『小説・選挙参謀』(マルコム・マクドウガル、プレジデント社) 1978.8
- 『第三次世界大戦 1985年8月』(ジヨン・ハケットほか、二見書房) 1978.10、のち講談社文庫
- 『ギネスブック 1979-86』(ノリス・マクワーター編、大出健共訳、講談社) 1978 - 1986
- 『ハイネック博士の未知との遭遇リポート』(J・アレン・ハイネック、二見書房) 1978.2
- 『天国から来たチャンピオン』(レオノーレ・フライシャー、ヘラルド映画文庫) 1979.1
- 『ハーバードのみたニッポン 日本はニューリーダーになれるか?』(バーナード・クリッシャー、グロビュー社) 1979.10
- 『ガラスの重役室』(A・W・ウエスト、日本経済新聞社) 1980.3
- 『ペルシア湾炎上す! 第三次世界大戦・中東篇』(チャールズ・D・テーラー、二見書房) 1980.7、のち改題『空母ニミッツ撃沈せよ』(二見文庫) 1989
- 『大崩壊 ノストラダムスの予言』(講談社) 1980.11
- 『その日アメリカが崩壊する 大暴落の始まった暗黒の木曜日』(トム・シャクトマン、二見書房) 1980.2
- 『ザ・ウォーモンガーズ 第三次大戦は始っている』(ハワード・S・カッツ、ダイヤモンド社) 1981.3
- 『大戦前夜 第三次世界大戦』(シリル・ジョリー、二見書房) 1981.11
- 『デボノ博士の会社を伸ばす発想法』(エドワード・デボノ、講談社) 1981.12
- 『IBM 情報巨人の素顔』(ロバート・ソーベル、ダイヤモンド社) 1982.7
- 『米国議会の実際知識 法律はいかに制定されるか 米国政治情報ファイル』(ウォルター・J・オレセック、日本経済新聞社) 1982.7
- 『デトロイト・マインド アメリカ自動車産業に未来はあるか』(ブロック・イエーツ、ダイヤモンド社) 1984.6
- 『アメリカン・ドリーム アップル・コンピュータを創った男たち! 企業急成長の秘訣』(マイケル・モーリッツ、二見書房) 1985.1
- 『ザ・ジャパニーズ・ビジネス ニッポン商法に学ぶ「成功への軍略」』(マーク・ジンマーマン、二見書房) 1986.3
- 『IBM way わが市場創造の哲学』(バック・ロジャーズ、ダイヤモンド社) 1986.4
- 『経済学殺人事件』(M・ジェヴォンズ、日本経済新聞社) 1986.7、のち文庫
- 『レッド・カメレオン抹殺指令』(チャールズ・ロバートソン、二見文庫) 1987.3
- 『ビッグブルー IBMはいかに市場を制したか』(R・T・デラマーター、日本経済新聞社) 1987.7
- 『赤い原潜を捕捉せよ』(ハワード・レナルズ、二見文庫) 1987.11
- 『IBMマネジメント 世界最強企業の戦略』(デビッド・マーサー、ダイヤモンド社) 1988.6
- 『ヤマニ 石油外交秘録』(ジェフリー・ロビンソン、ダイヤモンド社) 1989.1
- 『サイレント・アーミー 』(シリル・ジョリー、二見文庫) 1989.6
- 『パレスチナの銃弾』(ハワード・カプラン、二見文庫) 1989.8
- 『ソ連原潜キーロフを撃て』(リチャード・ヘンリック、二見文庫) 1989.12
- 『競争力の現実 世界企業戦争の勝者と敗者』(アイラ・マガジナー, マーク・パティンキン、ダイヤモンド社) 1991.2
- 『チップウォー 日米半導体素子戦争 技術巨人の覇権をかけて』(フレッド・ウォーショフスキー、経済界) 1991.1、のち日経ビジネス人文庫
- 『アメリカ市民が見た日本企業 期待される企業市民像』(ダニエル・ボブ、大原進共訳、日本経済新聞社) 1991.4
- 『2020年』(ラルフ・ピーターズ、二見書房) 1992.1、のち改題文庫化『2020年・世界大戦』
- 『モルガン家 金融帝国の盛衰』(ロン・チャーナウ、日本経済新聞社) 1993.7
- 『最終戦争』(エリック・L・ハリー、棚橋志行共訳、二見文庫) 1995.8
- 『未来からの遺書 2200年の祖父から孫娘へ』(W・ウォレン・ウエイジャー、二見書房) 1995.3
- 『お気に入りの猫物語 世界の猫文学10選』(クリーヴランド・エイモリー編、ディーエイチシー) 1995.12
- 『ウォーバーグ ユダヤ財閥の興亡』(ロン・チャーナウ、日本経済新聞社) 1998.11
- 『裸の経済学 経済はこんなに面白い』(チャールズ・ウィーラン、日本経済新聞社) 2003.4
- 『スティーブ・ジョブズの王国 アップルはいかにして世界を変えたか』(マイケル・モーリッツ、プレジデント社) 2010.11
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日外アソシエーツ 編『現代翻訳者事典』日外アソシエーツ、1985年。ISBN 4816905294。