青木貴之
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青木 貴之(あおき たかゆき、1984年10月10日 - )は、日本のデザイナー、ディレクター、プロデューサー。
元スタジオジブリ所属。
経歴
[編集]2020年に10年在籍したスタジオジブリを退社し、貴デザインを設立。
スタジオジブリ在社時には、国内外の展覧会のプロデューサーとして、多くの展覧会に携わり、「ジブリの大博覧会」では、全国13会場で開催され、東京展では50万人を超える動員、全国の総動員数300万人を超える動員を記録した[1]。
プロデュースする展覧会の特徴として、アニメーション制作の原点となるような、建築、機械技術、工芸、動物、デザインといったテーマの展覧会を企画し、藤森照信、種田陽平、養老孟司、竹谷隆之、佐藤卓、吉本天地といった多くの作家とのコラボレーションを行っている[2][3]。
設立した貴デザインのコンセプトは「よく見ること、よく考えること」で、「ぐりとぐら しあわせの本[4]」「Play! Park Eric Carle」といったの展覧会や施設デザイン、BEAMS COUTURE、keisukekandaのPV監督、商品のコンセプトブランディングなど、メディアを限らない活動をしている[5]。
展覧会
[編集]- スタジオジブリ・レイアウト展(2008年)
- 借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展(2010年)
- フレデリック・バック展(2011年)
- 館長庵野秀明特撮博物館(2012年)
- 思い出のマーニー×種田陽平展(2014年) - プロデューサー
- ジブリの立体建造物展(2014年) - プロデューサー
- ジブリの大博覧会(2015年) - プロデューサー
- スタジオジブリ空とぶ機械達展(2016年) - プロデューサー
- The World of Ghibli(2017年)
- 竹―日本の歴史展(Japan House Sao Paulo)(2017年)
- ANOFUKU展(Maison de la culture du Japon à Paris)(2017年)
- ジブリの幻燈楼(2017年) - プロデューサー
- 風の谷のナウシカ 王蟲の世界(2018年) - プロデューサー
- Manga(British Museum) (2019年)
- Hayao Miyazaki(The Academy Museum of Motion Pictures)(2021年)
- ぐりとぐら しあわせの本(2021年) - デザイナー
- アニメージュとジブリ展(2021年)
- ネコバスアトリエ(2021年) - プロデューサー
- Play! Park Eric Carle(2021年) - クリエイティブディレクター
- keisukekanda WEAR ROOM(2023年) - デザイナー
- 金曜ロードショーとジブリ展 (2023年)
- 椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常×keisuke kanda衣裳展(2024年) - デザイナー
- Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡(2024年) - ディレクター
映像作品
[編集]- 巨神兵東京に現わる(2012年) - プロダクションアシスタント
- 実写版 進撃の巨人(2015年) - 操演助手
- DEAN&DELUCA×BEAMS COUTURE PV(2022年) - 監督
- RURU MARY’S×BEAMS COUTURE PV(2023年) - 監督
- keisuke kanda WEAR ROOM PV(2023年) - 監督
出典
[編集]- ^ https://www.mori.co.jp/company/press/release/2016/09/20160912130000003292.html
- ^ http://news.line.me/detail/oa-walkerplus/3c2aa4f95ff6
- ^ https://www.fashionsnap.com/article/ghibliexpo-satohtaku/
- ^ “PLAY! インタビュー 青木貴之さん「ぐりとぐら しあわせの本」展 デザイナーが語る「ぐりとぐら」のこと”. PLAY!. 2023年8月13日閲覧。
- ^ https://play2020.jp/article/interview-aokitakayuki/