青柳親房
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青柳 親房(あおやぎ ちかふさ、1953年9月2日 - )は、日本の厚生官僚。元社会保険庁運営部長。
人物
[編集]東京教育大学附属高校、東京大学経済学部経済学科卒業後、1976年に厚生省入省。各課の課長補佐で制度改正にかかわる[1]。1996年介護制度を担当する老人福祉計画課長。
2004年に社会保険庁運営部長となるが、2007年に年金問題の対応を巡り事実上の更迭で九州厚生局長となり[2]、2009年に辞職。その後福祉医療機構理事となるが、民主党政権下で更迭となる[3]。社会福祉法人こうほうえん理事を経て、新潟医療福祉大学社会福祉学部教授。
略歴
[編集]- 1976年4月:厚生省入省
- 1985年:大臣官房人事課課長補佐
- 1986年:三重県福祉部老人福祉課長
- 三重県社会課長
- 1989年:保険局保険課課長補佐
- 1989年:保険局企画課課長補佐[4]
- 1996年:老人保健福祉局老人福祉計画課長
- 保健医療局企画課長
- 健康局総務課長
- 2002年:厚生労働省政策統括官付参事官(社会保障担当)
- 2004年:社会保険庁運営部長
- 2007年:厚生労働省九州厚生局長[2]
- 2009年7月:退官
- 独立行政法人福祉医療機構理事
- 拓殖大学大学院地方政治行政研究科非常勤講師(社会保障政策論)[1]
- 社会福祉法人こうほうえん理事・東京事業本部長
- 新潟医療福祉大学社会福祉学部教授[5]
参考資料
[編集]- 「政官要覧」 2000年~2002年
脚注
[編集]- ^ a b “立命館大学医療経営研究センター 介護経営管理者講座 講師”. www.ritsumei.ac.jp. 2019年10月17日閲覧。
- ^ a b “「天下り拒否」記事に見る表現の違い”. www.seikatsusha.org. 2019年10月17日閲覧。
- ^ “社保庁OBを更迭 厚労相 野党時代の“宿敵”(産経新聞)”. 農場をつくろう. 2019年10月17日閲覧。
- ^ 「厚生省名鑑」 時評社 1990年
- ^ “青柳 親房 | 教員紹介 | 社会福祉学科 | 新潟医療福祉大学”. www.nuhw.ac.jp. 2019年10月17日閲覧。