青梅飯能ビッグヒルズ構想
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青梅飯能ビッグヒルズ構想(おうめはんのうビッグヒルズこうそう)とは、東京都青梅市と埼玉県飯能市、入間市に跨る加治丘陵にニュータウンを建設する構想のこと。東京都の多摩ニュータウンや横浜市の港北ニュータウンをモデルとしていた。
概要
[編集]1996年初頭に首都圏中央連絡自動車道 鶴ヶ島JCT〜青梅ICの開通が予定されており、青梅IC機能強化や西武池袋線 飯能駅、JR八高線の機能強化が目的であった。そのため、入間市としては組み込まれただけに近く、市議会等で当初から反発が強かった。その反発から入間市は1998年に加治丘陵自然保護条例を定めた。その上、青梅市は開発にこそは肯定的だったが、財政難に陥っており、すぐに工事に取りかかれる見込みがなく、飯能市による美杉台ニュータウンの拡張のみに終わった。
飯能市としては美杉台ニュータウンに続くニュータウン開発の予定だった。
その他
[編集]- 東京都が構想する高速多摩新宿線もこの計画に組み込まれいた。
出典
[編集]- ふるさとの丘づくりプロジェクト(見晴らしが丘のあるまちづくり) - 昭和株式会社。ページ内の「調査レポート」に1992年に住宅・都市整備公団によって作成された「飯能・ビッグヒルズ まちづくり読本」のPDFファイルへのリンクがある(3ファイル)。