青葉号
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青葉号(あおばごう)とは、愛知県名古屋市と宮城県仙台市を結ぶ夜行高速バスである。
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
運行会社
[編集]運行経路
[編集]名鉄バスセンター(5番乗り場/12番降り場) - <名駅南三丁目 ‐ 江川線 ‐ 山王入口/尾頭橋出口 - 名古屋高速4号東海線 - 東海JCT ‐ 伊勢湾岸自動車道 - 豊田JCT ‐ 東名高速道路 ‐ 浜松西IC - 小豆餅二丁目東 ‐ 国道257号 ‐ 萩丘二丁目 ‐ 中沢町 ‐ 国道152号 ‐ 市役所前 ‐ 早馬町 ‐ 広小路> ‐ 浜松駅バスターミナル(11番乗り場) ‐ <広小路 ‐ 国道152号 ‐ 静岡県道65号 ‐ 浜松IC ‐ 東名高速道路 ‐ 海老名JCT - 圏央道 - 久喜白岡JCT - 東北自動車道 - 仙台宮城IC - 仙台西道路 - 広瀬通り - 東二番丁通り - 青葉通り - 駅前通り> - 仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター)(40番乗り場)
歴史
[編集]- 1990年(平成2年)4月27日 - 運行開始。当時は、名古屋 - 中央道 - 首都高速 - 東北道 - 仙台の経路だった。
- 2003年(平成15年) - 栄への停車を開始。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 運行経路変更により、所要時間を20分短縮。夏場に限り、中央道 - 長野道 - 北陸道 - 磐越道経由となる。
- 2010年(平成22年)11月1日 - この日の出発便より同年12月21日出発便まで(金曜日を除く)、開業20周年キャンペーンとして、大人片道運賃を月曜日~木曜日は7,500円、土曜日・日曜日・祝日は9,500円にそれぞれ割引。なお、金曜日は通常運賃(10,190円)となる[1]。
- 2011年(平成23年)
- 1月11日 - この日の出発便より同年3月31日出発便まで(金曜日を除く)、大人片道運賃を月曜日~木曜日は7,200円、土曜日・日曜日・祝日(ハイウェイバスドットコムでクレジット決済の場合に限る)は7,900円にそれぞれ割引[2]。
- 3月11日 - この日発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、東北自動車道などが震災の被害で通行止めになったため、この日より同年3月25日(仙台発は3月26日)出発便まで運行を休止。
- 3月26日 - この日の名古屋発の便より運行を再開(仙台発は翌3月27日より再開)。当面は名鉄バスの単独運行。また、同年4月26日出発便までは「名古屋・仙台 緊急支援バス」として特別運賃(大人片道7,000円、子供半額)で運行[3]。
- 4月7日 - この日の仙台出発便(名古屋発は翌4月8日)から宮城交通が運行を再開。
- 10月1日 - この日の出発便より通年で新潟・磐越道経由を北関東道経由に変更、所要時間を20分短縮。あわせて同年12月21日出発便までの期間限定で、応援キャンペーンとして、大人片道運賃を月曜日~木曜日は7,000円、金曜日は9,000円、土曜日・日曜日・祝日は8,000円にそれぞれ割引[4]。
- 2012年(平成24年)1月16日 - この日の出発便より同年3月31日出発便まで、座席数限定でキャンペーン席を発売。運賃は2011年10月1日~12月21日までのキャンペーン運賃と同額[5]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2018年(平成30年)5月8日 - この日の名古屋出発便より(一部期間を除き)名鉄バスが運休、当面は宮城交通の単独運行となった(2019年9月現在は運行を再開している)[7]。
- 2019年(令和元年)6月21日 - 運賃改定[8][9]。
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)4月15日 - この日の出発便より浜松駅への停車を開始。あわせて栄(オアシス21)への停車を取りやめ[15]。浜松 - 仙台間の乗車券発売を遠州鉄道が取り扱い開始[16]。
使用車両
[編集]- 名鉄バスはスーパーハイデッカー車両(三菱ふそう・エアロクィーン)、宮城交通はハイデッカー車両(日野・セレガ)で運行。両社ともにコンセント・仕切りカーテン・Wi-Fiを装備した独立3列シート車両を使用する。
- 名鉄バスのエアロクイーンには、上記に加えてプレミアムワイドシート、プラズマクラスター、ウェルカムアロマなどが装備される。
- 繁忙期には5号車が設定され、名鉄観光バスの4列シート車両が使用される。
利用状況
[編集]鉄道では直通運転が困難な地区同士を結ぶ系統であり、開業当初から乗車率は高い。
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
---|---|---|---|---|---|
2002(平成14)年度 | 365 | 1,028 | 21,843 | 59.8 | 21.2 |
2003(平成15)年度 | 365 | 920 | 20,850 | 57.1 | 22.7 |
2004(平成16)年度 | 365 | 1,008 | 28,346 | 77.7 | 28.1 |
2005(平成17)年度 | 365 | 1,054 | 28,458 | 78.0 | 27.0 |
2006(平成18)年度 | 365 | 1,087 | 20,878 | 57.2 | 19.2 |
2007(平成19)年度 | 366 | 832 | 17,241 | 47.1 | 20.7 |
脚注
[編集]- ^ “高速バス「仙台~名古屋線」(青葉号)~20周年キャンペーン~” (PDF). 宮城交通 (2010年10月1日). 2010年11月1日閲覧。
- ^ “高速バス「仙台~名古屋線」運賃割引キャンペーンを実施します!” (PDF). 宮城交通 (2010年12月15日). 2011年1月11日閲覧。
- ^ (2011年3月24日 名鉄バス 【高速バス】 名古屋・仙台線 運行再開)
- ^ 【高速バス】応援キャンペーン(名古屋・仙台)期間限定(10月1日~12月21日乗車分)(名鉄バス)
- ^ 【高速バス】2012年も仙台を応援します(名古屋・仙台線)お得な割引席を発売(期間&席数限定)(名鉄バス)
- ^ 【高速バス】名古屋・仙台線 運賃改定(1/7より)(名鉄バス)
- ^ “【仙台線】運行担当便の変更について”. 名鉄バス (2018年5月1日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ “【長距離高速バス】<6月21日(金)> 運賃改定について”. 名鉄バス (2019年5月15日). 2019年6月30日閲覧。
- ^ “【名古屋線】運賃改定のお知らせ(2019.6.21)”. 宮城交通 (2019年4月17日). 2019年6月30日閲覧。
- ^ “【名古屋線】4.11~6.29運休のお知らせ”. 宮城交通 (2020年4月10日). 2020年4月12日閲覧。
- ^ “【名古屋線】4.15~全便運休のお知らせ”. 宮城交通 (2020年4月14日). 2020年4月18日閲覧。
- ^ “【長距離高速バス】(4/16更新)新型コロナウイルスの影響に伴う長距離高速バスの運行について【名古屋線】4.15~全便運休のお知らせ”. 名鉄バス (2020年4月16日). 2020年4月18日閲覧。
- ^ “【長距離高速バス】(6/5 15:00更新)新型コロナウイルスの影響に伴う長距離高速バスの運行について(運行再開の路線あり)”. 名鉄バス. 2020年6月6日閲覧。
- ^ “【名古屋線】2020年6月4日運行再開のお知らせ”. 宮城交通 (2020年5月27日). 2020年6月6日閲覧。
- ^ “【仙台線】浜松駅に停車するダイヤ改正を実施いたします。”. 名鉄バス. 2022年3月11日閲覧。
- ^ “名古屋仙台線乗車券受託販売の開始について”. 遠州鉄道 (2022年4月13日). 2022年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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