青野南美
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
銅 | 2024 アスタナ | 63kg級 |
グランプリ | ||
銅 | 2024 リンツ | 63kg級 |
青野 南美(あおの みなみ、2000年6月3日 - )は、山口県出身の、日本の柔道及びレスリング選手。階級は63kg級[1][2]。
経歴
[編集]柔道は5歳の時に父親の影響で始めた[3][4]。下関長府中学3年の時に全国中学校柔道大会48㎏級の3回戦で敗れた[5]。豊浦高校2年の時に全国高校選手権63㎏級の準々決勝で新田高校2年の立川桃に内股で敗れて5位だった[6]。3年の時にはインターハイの2回戦で立川に小外掛で敗れた[7]。一方で、柔道以外にレスリングにも取り組むと、高校時代にジュニアクイーンズカップで2位、アジアカデット選手権で3位になるなどした[2][4][8]。
2019年に日下部基栄が指導する福岡大学へ進学すると、3年の時には優勝大会決勝の東海大学戦で立川桃に大内刈で敗れてチームも2位だった[3][2][4][9]。4年の時には優勝大会で3位、学生体重別の決勝では立川に横四方固で敗れて2位だった[9][10]。
2023年に福岡県警の所属となると、全国警察柔道選手権大会で優勝した[11]。講道館杯では国士舘大学4年の山口葵良梨に技ありで敗れて2位だった[12]。2024年3月のグランプリ・リンツでは3位になった[3][13]。4月の体重別では決勝まで進むと、元世界チャンピオンであるパーク24の堀川恵を内股で破って優勝した[14][15]。5月のグランドスラム・アスタナでは準決勝でスロベニアのアンドレヤ・レシキに技ありで敗れて3位だった[16][17]。11月の講道館杯では3位だった[18]。
IJF世界ランキングは350ポイント獲得で86位(24/10/28現在)[19]。
戦績
[編集]柔道
- 2018年 - 全国高校選手権 5位
- 2021年 - 優勝大会 2位
- 2022年 - 優勝大会 3位
- 2022年 - 学生体重別 2位
- 2023年 - 全国警察柔道選手権大会 優勝
- 2023年 - 講道館杯 2位
- 2024年 - グランプリ・リンツ 3位
- 2024年 - 体重別 優勝
- 2024年 - グランドスラム・アスタナ 3位
- 2024年 - 講道館杯 3位
(出典[9]、JudoInside.com)
レスリング
- 2017年 - ジュニアクイーンズカップ カデットの部 2位(60㎏級)
- 2017年 - アジアカデット選手権 3位(60㎏級)
- 2018年 - ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 3位(62㎏級)
- 2018年 - JOC杯ジュニアの部 5位(62㎏級)
- 2018年 - インターハイ 5位(68㎏級)
(出典[2])
脚注
[編集]- ^ 強化選手
- ^ a b c d JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 青野南美
- ^ a b c 「ロス五輪で金メダルを」福岡県警の女性警察官 柔道世界大会で銅メダル獲得
- ^ a b c 〝現役警察官〟が柔道日本一 五輪メダリストの薫陶受けた23歳、目標はロス五輪の金メダル
- ^ 「第46回全国中学校柔道大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年10月号 94頁
- ^ 「第40回全国高等学校柔道選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年5月号 95頁
- ^ 「第67回全国高等学校柔道大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年5月号 85頁
- ^ 2017年アジア・カデット選手権
- ^ a b c 全日本学生柔道優勝大会
- ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 全国警察柔道選手権大会
- ^ 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 【柔道】東郷丈児、青野南美が3位 グランプリ大会 日刊スポーツ 2024年3月10日
- ^ 古賀、女子48キロ級制す 男子は田中兄弟が優勝―選抜体重別柔道 時事通信 2024年4月7日
- ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 青野南美、藤原崇太郎ともに3位 GSカザフスタン大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年5月12日
- ^ Qazaqstan Barysy Grand Slam 2024
- ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- 青野南美 - JudoInside.com のプロフィール