静岡ホーム
表示
静岡ホーム(しずおかホーム)は、静岡県静岡市葵区井宮町に所在する児童養護施設および保育施設。社会福祉法人。
沿革
[編集]- 1905年(明治38年)8月1日、宣教師ロバート・エンバーソン(Robert Emberson)、日露戦争による『出征軍人遺家族幼児保管所(第二幼児保管所)』を静岡市鷹匠町一丁目に設立。
- 1907年(明治40年)
- 2月22日、幼児保管所は日露戦争終結により閉鎖。
- 4月5日、宣教師ロバート・エンバーソン、安倍郡安東村北安東で静岡ホーム創設。エンバーソンが初代総理となる。
- 1910年(明治43年)
- 1月、エンバーソン、病気のため離任しカナダへ帰国。
- 2月、宣教師ロバート・コーネル・アームストロング(Robert Cornell Armstrong)が金沢から赴任し2代目総理となる。
- 9月、アームストロング、カナダへ帰国。宣教師ウィリアム・ガーフィヰルド・カナレー(William Garfield Connoly)が赴任し4代目総理となる。
- 1911年(明治44年)10月5日、静岡市安西井ノ宮(後の井宮町)に移転。育児事業を継続。講堂、製茶工場等を建築。
- 1913年(大正2年)12月、カナレー、カナダへ帰国。宣教師アルフレッド・テニソン・ウィルキンソン(Alfred Tennyson Wilkinson)、長野・富山より赴任して6代目総理となる。
- 1918年(大正7年)11月、伝道事業として、メソヂスト教會井宮講義所を開設。ウィルキンソンが牧師となる。
- 1927年(昭和2年)5月7日、乳児部を設け収容保育。
- 1928年(昭和3年)6月、ウィルキンソン、帰国。宣教師レイランド・サンフォード・サー・オールブライト(Leland Sanford Sr.Albriright)、神戸より赴任して7代目総理となる。
- 1929年(昭和4年)1月15日、ナースリー・スクール(後の保育学園部)を開設。
- 1930年(昭和5年)2月3日、児童保健部新設。
- 1931年(昭和6年)4月、夜学部を開設。
- 1932年(昭和7年)、宣教師R・G・ニューマン、8代目総理となる。
- 1933年(昭和8年)6月、宣教師アルフレッド・ラッセル・ストーン(Alfred Russell Stone)、9代目総理となる。
- 1934年(昭和9年)9月、ストーン、長野に転任。宣教師ウヰルバート・ロイ・マクリヤムス(Wilbert Roy McWilliams)、名古屋から赴任して10代目総理となる。
- 1940年(昭和15年)6月、實籐豊吉11代目総理となる。
- 1943年(昭和18年)10月、静岡ホームを静岡厚生園と改称。
- 1945年(昭和20年)6月20日未明、静岡大空襲により園舎3棟220余坪を焼失、罹災没児童3人。焼失を免れた寮舎に、町民100余人を避難させ、収容救護をした。
- 1948年(昭和23年)
- 1951年(昭和26年)
- 5月、静岡厚生園を静岡ホームと改称。
- 10月、宣教師G・E・バット、13代目総理となる。
- 1952年(昭和27年)
参考図書
[編集]- 『愛と感謝 静岡ホーム100年のあゆみ』社会福祉法人静岡ホーム、2009年3月1日
外部リンク
[編集]座標: 北緯34度59分17.0秒 東経138度22分18.4秒 / 北緯34.988056度 東経138.371778度