風丸良彦
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風丸 良彦(かざまる よしひこ、1958年12月26日[1] - )は、日本のアメリカ文学者、文芸評論家、盛岡大学文学部英語文化学科教授。
東京都新宿区出身。上智大学外国語学部英語学科卒業。現代アメリカ文学を専門とするが、村上春樹の研究も行っている。
略歴
[編集]- 1981年 上智大学外国語学部英語学科卒業、紀伊國屋書店に入社し洋書仕入部に配属される。
- 1982年 サンフランシスコの紀伊國屋書店アメリカに勤務。
- 1989年 紀伊國屋書店新宿本店情報事業本部(企画開発)配属、以後2006年までネットビジネス部、総務部(企画広報)を歴任。
- 1990年「カーヴァーが死んだことなんてだあれも知らなかった~極小主義者たちの午後」が第33回群像新人文学賞(評論部門)の優秀作に選ばれる。
- 1991年「ifeel読書風景」(紀伊國屋書店発行)編集長(2006年まで)。
- 2002年 東海大学文学部文芸創作学科非常勤講師(2013年まで)。
- 2006年 紀伊國屋書店退社、盛岡大学文学部助教授。
- 2010年 盛岡大学文学部教授。
著書
[編集]- 『カーヴァーが死んだことなんてだあれも知らなかった~極小主義者たちの午後』(1992年、講談社)
- 『越境する「僕」』(2006年、試論社)
- 『村上春樹短篇再読』(2007年、みすず書房)
- 『遠野物語再読』(2008年、試論社)
- 『村上春樹<訳>短篇再読』(2009年、みすず書房)
- 『集中講義『1Q84』』(2010年、若草書房)
- 『アメリカ文化の問題史的考察』(2011年、若草書房)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.308