飛騨市巡回バス
飛騨市巡回バス(ひだしじゅんかいバス)は、かつて岐阜県飛騨市が運行していたコミュニティバス。愛称は「ふれあい号」。運行は濃飛乗合自動車(濃飛バス神岡営業所)に委託していた。2005年(平成17年)6月20日運行開始。2015年(平成27年)9月30日をもって廃止された。
概要
[編集]運賃は1乗車100円均一、1周約130km、所要時間は約4時間20分。日本最長のコミュニティバスであった。2007年(平成19年)末には累計利用者が10万人に達した。
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路線
[編集]- 濃飛バス神岡営業所 - 割石温泉 - 猪谷 - 飛騨まんが王国 - 宮川振興事務所 - 角川駅 - 香愛ローズガーデン - すぱーふる桃源郷温泉 - 古川駅 - 山田湖 - 流葉温泉 - 旧奥飛騨温泉口駅 - 濃飛バス神岡営業所
- 一部の便は割石温泉・西漆山を経由しない。
- フリー乗車区間が設けられている。
車両
[編集]当初は観光型車両を使用しており、日野・メルファと同型のいすゞ・ガーラミオ、三菱ふそう・エアロバスMMや三菱ふそう・エアロミディMJなどを使用していたが、のちにバリアフリー対応のため、路線型ノンステップバスの日野・レインボーIIへ代替された。車種は様々であったがカラーリングは統一されており、専用カラーの濃い水色に白字で「飛騨市 ふれあい号」の文字と市章が書かれ、飛騨市の風物などが側面にパートラッピングされていた。専用バス停留所のデザインも車両と同色で、市章と「飛騨市 HIDA CITY」の文字が書かれており、濃飛バスの一般路線バスの停留所とはデザインが異なっていた[1]。
廃止後
[編集]「飛騨市巡回バス」廃止翌日の2015年10月1日、飛騨市内の路線バス網が大幅再編され、濃飛バス神岡営業所の一般路線が一部廃止されたが、その代替となる新たなコミュニティバスとして飛騨市営バス「ひだまる」の運行が開始された。2023年5月現在、「ひだまる」11路線(「ひだまる」かみおか循環乗合タクシーを含む)が運行され、濃飛バス(神岡営業所)が受託している[2]。
それに加えてデマンド型交通の「予約制乗合タクシー」2路線が運行され[3]、「河合宮川乗合タクシー」は宮川タクシー・古川タクシー共同企業体、「稲越乗合タクシー」はニュー飛騨観光バス[4]が運行受託している[3]。
脚注
[編集]- ^ 街並みと神岡鉱山跡を結ぶ100円バス フォートラベル、2014年7月18日-19日、2023年6月17日閲覧。
- ^ 路線バス 濃飛乗合自動車、2023年6月17日閲覧。
- ^ a b バス情報 飛騨市営バス「ひだまる」・乗合タクシー 飛騨市、2023年5月18日更新、2023年6月17日閲覧。
- ^ ニュー飛騨観光バス株式会社
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- バス情報 飛騨市営バス「ひだまる」・乗合タクシー - 飛騨市(現行路線)