飯山寺
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飯山寺 | |
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所在地 | 岐阜県高山市千島町494 |
位置 | 北緯36度07分28.1秒 東経137度15分19.0秒 / 北緯36.124472度 東経137.255278度座標: 北緯36度07分28.1秒 東経137度15分19.0秒 / 北緯36.124472度 東経137.255278度 |
山号 | 東向山 |
宗派 | 真言宗 |
本尊 | 観世音菩薩 |
創建年 | 歴応2年(1339年) |
開基 | 朝比奈保重 |
中興 | 文安2年(1445年) |
文化財 |
市指定:観音堂 弁財天社 絵馬額 円空作金剛神 円空作愛染明王像 |
飯山寺(いいざんじ)は岐阜県高山市千島町にある観世音菩薩を本尊とする真言宗の寺院。山号は東向山。江戸時代には飛騨七観音の筆頭として信仰されていた。
平治の乱で敗北した朝比奈三郎保重が霊松院という堂を建てたのが始まりと伝わる。歴応2年(1339年)に寺に改められた。文安2年(1445年)に中興するが、三木自綱により滅ぼされる。慶長9年(1604年)に真言宗の善行が再興した際に東向山飯山寺と改めた。万治3年(1660年)金森頼直により観音堂が再建された。江戸時代は高山近郊の観音菩薩巡礼である飛騨七観音の1番札所となり信仰された。明治維新で寺号を廃され、本尊も飛騨国分寺に移されたが現在ではもとに戻されている。2021年は無住となっている。
参考文献
[編集]- 松下千二『飛騨寺院風土記』p32,33