市川團子 (5代目)
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(香川政明から転送)
五代目 | |
屋号 | 澤瀉屋(おもだかや) |
---|---|
定紋 | 八重澤瀉 |
生年月日 | 2004年1月16日(20歳) |
本名 | 香川 政明(かがわ まさあき)[1][2][3] |
襲名歴 | 1. 五代目 市川團子 |
出身地 | 日本 東京都(福岡県生まれ) |
血液型 | AB型 |
曽祖父 | 三代目市川段四郎 |
祖父 | 二代目 市川猿翁 |
父 | 香川照之(九代目 市川中車) |
五代目 市川 團子(いちかわ だんこ、2004年(平成16年)1月16日[4][5] - )は、歌舞伎役者。屋号は澤瀉屋、定紋は八重澤瀉[5]。歌舞伎名跡「市川團子」の当代。本名は香川 政明(かがわ まさあき)[1][2][4][3]。
人物
[編集]東京都出身。香川照之(九代目市川中車)の長男として母の実家がある福岡県で生まれる。身長179cm[6]。
2012年(平成24年)、新橋演舞場『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』のワカタケルで五代目市川團子を名のり初舞台[1][2][3][7]。
2013年(平成25年)、国立劇場10月歌舞伎公演「春興鏡獅子」胡蝶にて、国立劇場賞特別賞受賞[7]。
現役大学生で、比較芸術学科在学中。好きな食べ物はカツ丼とカプレーゼ[8]。K-POPが好きで、BTSとNewJeans[9]、LE SSERAFIM[10]をよく聴いている。
家族・親族
[編集]- 五世祖父:二代目市川段四郎
- 高祖父:初代市川猿翁
- 曾祖父:三代目市川段四郎
- 曾祖母:高杉早苗(女優)
- 祖父:二代目市川猿翁
- 祖母:浜木綿子(女優、元宝塚歌劇団雪組娘役)
- 父:香川照之(九代目市川中車)
- 大叔父:四代目市川段四郎
- 大叔母:市川靖子(女優)
- 従叔父:四代目市川猿之助
受賞歴
[編集]出演作品
[編集]歌舞伎
[編集]- 平成24年(2012年) 新橋演舞場「六月大歌舞伎・七月大歌舞伎」の『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』-ワカタケル
- 平成25年(2013年) 国立劇場 10月歌舞伎公演『春興鏡獅子』-胡蝶の精
- 平成26年(2014年) 明治座 「十一月月花形歌舞伎」の『四天王楓江戸粧』-鬼童丸実は季武弟季明
- 平成27年(2015年) 歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の『女暫』-茶後見
- 平成27年(2015年) 歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の『通し狂言 妹背山婦女庭訓』-丁稚子太郎
- 平成28年(2016年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛』-政之助[12]
- 平成28年(2016年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『土蜘蛛』-太刀持音若
- 平成29年(2017年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』-五代政之助[13]
- 平成30年(2018年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『再伊勢参!? YJKT 東海道中膝栗毛』-五代政之助
- 平成31年(2019年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛』-雲助團市実は五代政之助
- 令和2年(2020年) 歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の『連獅子』-狂言師左近後に子獅子の精
- 令和2年(2020年) 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」の『義経千本桜 川連法眼館』-駿河次郎
- 令和2年(2020年)歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の『傾城反魂香』-狩野雅楽之助
- 令和3年(2021年)東京建物 Brillia HALL 市川弘太郎 歌舞伎自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」の『義経千本桜 川連法眼館』-源義経
- 令和3年(2021年) 歌舞伎座「八月花形歌舞伎」の『三社祭』-善玉
- 令和4年(2022年) 歌舞伎座「三月大歌舞伎」の『新・三国志 関羽編』-関平
- 令和4年(2022年)歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『浮世風呂』-なめくじ
- 令和4年(2022年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)』-五代政之助/娘お夏[14]
- 令和4年(2022年)春秋座「市川猿之助 春秋座特別舞踏公演」の『独楽』-独楽売萬作
- 令和4年(2022年)歌舞伎座「十一月吉例顔見世大歌舞伎」の『助六由縁江戸桜』-傾城愛染
- 令和4年(2022年)歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の『助六由縁江戸桜』-茶屋廻り
- 令和5年(2023年)博多座「二月花形歌舞伎」の『新・三国志 関羽篇』-関平
- 令和5年(2023年)博多座「夢見る力 特別舞踏公演」の『悪太郎』-太郎冠者
- 令和5年(2023年)明治座「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の『御贔屓繋馬』-百足のお百実は田原藤太娘千晴
- 令和5年(2023年)明治座「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の『不死鳥よ波濤を超えて』-平知盛(20~27日:代役)
- 令和5年(2023年)歌舞伎座「六月大歌舞伎」の『傾城反魂香』-土佐修理之助
- 令和5年(2023年)歌舞伎座「七月大歌舞伎」の『菊宴月白浪』-口上人形(声のみの出演)
- 令和5年(2023年)歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」/南座「九月花形歌舞伎」の『新・水滸伝』-彭玘
- 令和5年(2023年)立川ステージガーデン「立川立飛歌舞伎特別公演」の『義経千本桜忠信篇 道行初音旅』-佐藤忠信実は源九郎狐
- 令和6年(2024年)新橋演舞場「スーパー歌舞伎」の『ヤマトタケル』-小碓命後にヤマトタケル/大碓命(中村隼人との交互出演)
映画
[編集]- 平成25年(2013年) シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』-ワカタケル
- 平成29年(2017年)シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛』-供侍 伍代政之助
- 平成30年(2018年)シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』-五代政之助
出典
[編集]- ^ a b c “平成24年新橋演舞場「六月大歌舞伎」~初代猿翁・三代目段四郎五十回忌追善、二代目猿翁・四代目猿之助・九代目中車襲名披露、五代目團子初舞台”. ニュースリリース(歌舞伎美人) (松竹株式会社). (2011年10月12日) 2022年12月18日閲覧。 "猿之助の長男 香川照之が九代目市川中車を襲名、また香川照之の長男 政明が五代目市川團子として初舞台を踏むことが決定し…"
- ^ a b c “香川照之さん、政明さん「六月大歌舞伎」「七月大歌舞伎」に向けて”. ニュースリリース(歌舞伎美人) (松竹株式会社). (2012年5月29日) 2022年12月18日閲覧。 "五代目市川團子として初舞台を踏む香川政明さん。""6月、7月と2カ月連続で上演される『ヤマトタケル』では、中車が帝(すめらみこと)を、團子がワカタケルを勤めます。"
- ^ a b c “亀治郎さん、四代目猿之助襲名 香川さんも歌舞伎初舞台”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年6月5日) 2022年12月18日閲覧。 "俳優の香川照之さん(46)が九代目市川中車を、香川さんの長男、政明君(8)が五代目市川団子をそれぞれ襲名し、親子そろって歌舞伎の初舞台を踏んだ。"
- ^ a b 『歌舞伎俳優名跡便覧[第四次修訂版]』P.101に「名跡 市川團子|五代」初出,屋号:澤瀉屋|本名:香川政明,生年月日:2004年/平成16年1月16日,家系:9代目市川中車の長男|2012年/平成24年6月:東京新橋演舞場にて襲名予定(平成23年9月27日に発表)と掲載。|国立劇場調査養成部 調査記録課 編|独立行政法人日本芸術文化振興会 (平成24)2012年1月31日発行。
- ^ a b 『かぶき手帖2013年版』2013年4月2日発行|ISBN 978-4902675092|全332頁の内【p.68「芸名 市川團子(だんこ)|五代目」初出掲載,定紋:八重澤瀉|写真『口上』柿色の裃姿|巻末p.299「市川猿之助家」家系図】
- ^ “香川照之長男 市川團子、身長179センチ 高身長イケメン化の急成長「まだ油断できない」”. デイリースポーツ (株式会社神戸新聞社). (2022年12月16日) 2022年12月17日閲覧。 "團子は2012年に初舞台を踏んだが、この10年で成長期を迎えて身長が約40センチ伸び、現在179センチ。「(成長は)ちょっと落ち着いてきましたけど、半年前くらいにも伸びて、まだ油断できない」と笑った。"
- ^ a b “市川團子 5”. 歌舞伎俳優名鑑. 2020年5月31日閲覧。
- ^ “現役大学生の市川團子、大学では「歌舞伎の授業」も受講 好きな食べものは「カツ丼とカプレーゼ」”. エンカウント. (2024年11月11日). "https://news.yahoo.co.jp/articles/28e1589bd0849ff2b4d9ad7dca00bc784417967f"
- ^ 山下シオン (2023年11月26日). “「お風呂でNewJeansを歌いながら…」 歌舞伎界の寵児、市川團子(19)が 毎日欠かさないルーティンとは?”. CREA
- ^ “20歳ならではの熱量で舞台を盛り上げる!! スーパー歌舞伎『#ヤマトタケル』に主演の #市川團子 が登場【歌舞伎沼への誘い♯58】”. BAILA. (2024年3月3日)
- ^ “第41回浅草芸能大賞 受賞者決定のお知らせ!”. 台東区芸術文化財団 (2024年11月6日). 2024年11月6日閲覧。
- ^ 『八月納涼歌舞伎 筋書』p.22より(平成28年8月9日 頒価1,300円/編集:歌舞伎座宣伝部/※脚本:戸部和久、脚本・演出:四代目市川猿之助 シリーズの第1作)
- ^ 『八月納涼歌舞伎 筋書』p.36より(平成29年8月9日 頒価1,300円/編集:歌舞伎座宣伝部/※脚本:戸部和久、脚本・演出:四代目市川猿之助 シリーズの第2作)
- ^ 『八月納涼歌舞伎 筋書』p.36-37より(令和4年8月5日 頒価1,300円/編集:松竹演劇ライツ部 筋書編集室/※脚本:戸部和久、脚本・演出:四代目市川猿之助 シリーズの第5作)