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香積院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
香積院

龍門
所在地 名古屋市昭和区川名山町115
位置 北緯35度08分48.25秒 東経136度57分26.06秒 / 北緯35.1467361度 東経136.9572389度 / 35.1467361; 136.9572389
山号 味岡山
宗派 曹洞宗
創建年 貞享4年(1687年
開基 寂元光照
正式名 味岡山 香積院
札所等 東山観音三十三ヶ所 11番
法人番号 3180005001147 ウィキデータを編集
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香積院(こうじゃくいん)は、愛知県名古屋市昭和区川名山町にある曹洞宗寺院山号味岡山(あじおかさん)。

沿革

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貞享4年(1687年)、久屋町(現在の久屋大通付近)の豪商・味岡次郎九郎が早逝した一人娘の菩提を弔うために現在の寺地を寄付して建立された[1]。当初の寺号は多聞寺と言い、源頼朝が建立したという多聞寺の山門を移築すると共に、その寺号を拝領したものであったが、元禄2年(1689年)に香積院と改めた。

現在も残る総門と山門(丸い入口を持ち、丸門とも龍門とも呼ばれる)は建立当時に移築されたものであるという。

永平寺開祖・道元直筆の一葉観音画像が伝わっており[1]、観音堂にはこれを元として西村公朝が制作した一葉観音像が安置されているほか、西村が監修した天井画も描かれている。また、境内にはシダレザクラの大木があり[2]、開花時期の3月後半頃にはカメラを持って訪れる者も多い。

山門 境内のシダレザクラ
山門
境内のシダレザクラ

脚注

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  1. ^ a b 5の2 香積院(こうじゃくいん)”. 名古屋市 (2012年2月24日). 2013年3月31日閲覧。
  2. ^ 名古屋◆街ある記 名山町・香積院(こうじゃくいん)のしだれ桜”. 4travel.jp (2009年4月1日). 2013年3月31日閲覧。