馬野精一
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馬野 精一(まの せいいち、1884年(明治17年)9月 - 没年不詳)は、朝鮮総督府官僚。
経歴
[編集]山口県出身。1908年(明治41年)に早稲田大学政治経済科を卒業。翌年、同研究科を卒業し、高等文官試験に合格した。滋賀県属、同試補、鹿児島県揖宿郡長、富山県理事官を務めた。1919年(大正8年)、朝鮮総督府事務官となり、黄海道第三部長、慶尚南道警察部長、京畿道警察部長・警察官講習所長などを歴任した。1925年(大正14年)に京城府尹に就任し、1929年(昭和4年)には咸鏡南道知事に昇格し、さらに全羅南道知事に転じた。
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。