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馬頭温泉郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

馬頭温泉郷(ばとうおんせんきょう)は、栃木県那須郡那珂川町(旧国下野国)にある温泉の総称(温泉郷)。

温泉郷を名乗っているが、一軒宿などがそれぞれ個々の温泉名を名乗っていることに由来する。書物などでの取り上げ方では、温泉郷を1つの温泉地とみなして馬頭温泉として紹介されることも多い。

郷内の温泉

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広瀬温泉

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小口温泉

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  • 泉質:単純温泉。源泉温度28℃

小砂温泉

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  • 泉質:放射能泉。源泉温度49℃

地下1200mボーリングを実施して源泉を開発した。

南平台温泉

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  • 泉質:アルカリ性単純温泉。源泉温度25~48℃

日帰り入浴施設「南平台温泉観音湯」が存在する。

八溝温泉

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  • 泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

日帰り入浴施設「八溝温泉」が存在する。

歴史

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江戸時代には既に温泉が利用されていた。

名物

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温泉水を利用して養殖された「温泉トラフグ」と、野生のイノシシ肉ジビエ)の「八溝ししまる」が温泉郷の名物であった[1]。しかし、温泉トラフグは業者の撤退により2023年春の出荷を最後に供給が途絶え、八溝ししまるは豚熱の影響で供給が停止している[1]

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 山下龍一 (2024年1月4日). “那珂川町の「温泉トラフグ」姿消す 業者撤退で 地元に復活望む声”. 朝日新聞. 2024年1月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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