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駒形哲哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

駒形 哲哉(こまがた てつや、1965年 - )は、日本経済学者慶應義塾大学経済学部教授。専攻は中国経済。現在研究している分野は、中国の中小企業、中国の軍事問題。

東亜同文会の後身である財団法人霞山会において、財団法人霞山会研究交流諮問委員を務め、中国マクロ経済分析及びアジア調査を行っている。中国経営管理学会(理事)、日本中小企業学会(理事)、アジア経営学会アジア政経学会比較経済体制学会所属。

経歴

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慶應義塾志木高等学校を経て[1]1988年慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。インドネシアに住んでいた幼少期に中国人に関心を持ち、日本に帰国後、中国報道がよく流れるようになったこともあり、大学でも中国について学ぼうと思い中国経済のゼミに入る[2]1989年9月~1990年7月、中国南開大学に留学。獨協大学敬愛大学、財団法人霞山会講師を経て、2003年より慶應義塾大学経済学部准教授、2011年より教授。2021年10月より経済学部長(任期2年)。

経済の実証的な研究のためには、現場感覚が必要であるとの考えを持ち、大学の講義でも一部現場調査を取り入れている。遅刻や欠席、授業中の私語には非常に厳しいことで知られる。

著書

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  • 「移行期 中国の中小企業論」(税務経理協会)※本作で中小企業研究奨励賞を受賞
  • 「軍事工業一軍民転換とその戦略的背景」 『日中経協ジャーナル』 第74号
  • 「東アジアものづくりのダイナミクス」 明徳出版社 2010年
  • 「軍事財政『中国をめぐる安全保障』」 ミネルヴァ書房 2007年
  • 「解放軍ビジネスと国防工業(軍民転換・軍民兼容)『中国をめぐる安全保障』」 ミネルヴァ書房 2007年

脚注

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  1. ^ 第124回志木演説会が開催されました”. mt-shiki.mtserv.keio.ac.jp. 2021年10月16日閲覧。
  2. ^ 経済学部ゼミナール委員会 教授インタビュー 慶應義塾大学経済学部

外部リンク

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