騒音 (映画)
騒音 | |
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監督 | 関根勤 |
脚本 | 舘川範雄 |
製作 |
平体雄二 中里慶 |
製作総指揮 | 川岸咨鴻 |
ナレーター | 山寺宏一 |
出演者 |
温水洋一 村松利史 酒井敏也 飯尾和樹 岩井ジョニ男 |
音楽 | 門司肇 |
主題歌 | どぶろっく |
撮影 | 松井宏樹 |
編集 | 田村友一 |
製作会社 |
浅井企画 スタジオブルー |
配給 | スールキートス |
公開 | 2015年5月23日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『騒音』(そうおん)は、2015年の日本映画。関根勤初監督作品。2015年5月23日に公開された[1]。
キャッチコピーは「地底人がやって来る ヤ”ァ!ヤ”ァ!ヤ”ァ!」。
概要
[編集]再開発が進む東京都S区。その地下破壊活動に怒り人間を襲い始めた「地底人」に、5人の中年オヤジが立ち向かう姿を描いたコメディ映画。本作品は、関根がMCを務めるチャンネルNECO「映画ちゃん」の企画に端を発しており、「関根勤100周年(生誕60年+芸能生活40周年)記念映画」を銘打っている。本編には『悪魔の毒々モンスター』『生きる』『フルメタル・ジャケット』『イングロリアス・バスターズ』『CSI:科学捜査班』など、関根の大好きな映画・ドラマのオマージュを100個盛り込んだという[2][3][4][5]。
あらすじ
[編集]かつて宿場町として栄え、現在は大規模な再開発の熱気に包まれる東京都S区。その平和な街に突如、開発による人間の地下破壊活動に怒ったモンスター「地底人」が現れる。闇に紛れ有毒ガスを吐きながらS区民を襲う地底人。人類に抵抗する術はないと思われたが、襲われた者の中に有毒ガスに耐性を持つ人間がいることが判明。それは家庭や職場から虐げられる日々を送っていた五人の冴えない中年オヤジだった。S区長は彼らを集めて戦闘部隊を編成し、地底人との徹底抗戦を決断する。ここに中年オヤジと地底人の戦いが始まった。
キャスト
[編集]役名は公式パンフレットに準拠[6]。
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スタッフ
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主題歌
[編集]「テカる星屑達」
- 作詞・作曲 - 江口直人
- 編曲 - 樋口太陽
- 歌 - どぶろっく(テイチクレコード)
「テカる星屑達」PV - 2015年5月14日公開。脚本の舘川が監督を務めた。「ベルリン・天使の詩」をオマージュしているという[7][8]。
- キャスト
- 男 - 剛州
- 天使 - どぶろっく
- バーテンダー - 横山大輔
- スタッフ
- 監督 - 舘川範雄
- プロデューサー - 古川浩史、平体雄二、中里慶
- 撮影 - 松井宏樹
- 照明 - 上田謙太郎
- 衣装 - 神恵美
- メイク - 竹下涼
- 助監督 - 加藤文明
- 制作担当 - 大川伸介
- 編集 - 田村友一
- 音響効果 - 田中俊
- スタジオエンジニア - 小川沙織
- オンライン - 小檀利朗
- DIT - 高木規宏
- ラインプロデューサー - 瀬島翔
- 制作プロダクション - スタジオブルー
マナーCM
[編集]2015年4月20日公開。本作の出演者を起用し劇場でのマナーを啓発するCMで、関根が監督を務めている。メイキングが「映画ちゃん」#117(2015年3月15日放送)で紹介された[9][10]。
- キャスト
- スタッフ
- 監督 - 関根勤
備考
[編集]- ロケは都内のほか静岡県御殿場市で行われた[11][12]。
- 2014年9月14日、本作は「第7回したまちコメディ映画祭in台東」においてワールドプレミア上映された。会場は上野・不忍池水上音楽堂。その際のタイトルは『騒音 THE FIVE OYAJI』であった[5] 。
- 本作の1年後を描いた舞台版スピンオフ、『S区の人々‐騒音その後‐』がカンコンキンシアター29「クドい!」(2015年8月7日 - 16日、東京グローブ座)で上演されている[13]。
DVD
[編集]- 販売元は東映、発売元は東映ビデオ。2015年12月9日発売[14]。
- 映像特典
- Documentary of 騒音
- カンコンキンシアター29!『S区の人々‐騒音その後‐』
- 私立恵比寿中学PVが出来るまで
- 騒音妄想続編会議
- 幻のデビュー作
- 関根監督と主要キャスト 自ら宣伝車PR&ビラ配り
- ワールドプレミア!したまちコメディ映画祭
- 騒音ヒット祈願
- 予告編集(山寺ver、山寺ハリウッドver、山寺アニメver、村松ver)
- 劇場用マナーCM
脚注
[編集]- ^ “関根勤“芸能生活40周年”初映画監督作『騒音』5月公開決定「夢が現実に」”. ORICON STYLE (オリコン). (2015年2月9日) 2015年3月29日閲覧。
- ^ 吉田可奈 (2015年4月12日). “今なお第一線で活動する関根勤、誰からも好かれ尊敬されるワケ”. ORICON STYLE (オリコン) 2015年5月4日閲覧。
- ^ 吉田可奈 (2015年5月21日). “関根勤インタビュー『わきまえているけど…夢は映画3本撮ること』”. ORICON STYLE (オリコン) 2015年5月24日閲覧。
- ^ “傷ついても前向きに「妄想力」…関根勤”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2015年4月17日) 2015年5月4日閲覧。
- ^ a b “関根勤、初監督映画に「お客を選ぶくだらない映画」と自信満々!?”. Walkerplus (KADOKAWA). (2014年9月14日) 2015年5月24日閲覧。
- ^ 『騒音』公式パンフレット(2015年5月23日)編集・発行 スールキートス
- ^ “スタジオブルー Facebook” (2015年5月21日). 2015年5月24日閲覧。
- ^ どぶろっく「テカる星屑達」PV (PV). 14 May 2015. 2015年5月16日閲覧。
- ^ “関根勤、マナーCMを初演出! 温水洋一らダメオヤジが映画館で大暴れ”. マイナビニュース (マイナビ). (2015年4月21日) 2015年5月4日閲覧。
- ^ 「騒音」オリジナルマナーCM (CM). 20 April 2015. 2015年5月4日閲覧。
- ^ “関根勤 初監督作品に小堺ら秘話披露”. デイリースポーツ online (デイリースポーツ). (2015年4月5日) 2015年5月4日閲覧。
- ^ 知っ得情報“2014年3月号” (PDF). 臼幸産業 (2014年3月). 2015年5月4日閲覧。
- ^ ““放送禁止”「カンコンキンシアター」が26年ぶりテレビ放送……舞台版『騒音』”. RBB TODAY (イード). (2015年9月3日) 2024年5月9日閲覧。
- ^ “東映ビデオ DVD & Blu-ray カタログ”. 2015年11月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 映画『騒音』公式サイト - ウェイバックマシン(2022年6月28日アーカイブ分)
- 映画『騒音』 (@souonmovie) - X(旧Twitter)
- 映画『騒音』 (souonmovie) - Facebook
- 騒音 - allcinema
- 騒音 - KINENOTE
- 第7回したまちコメディ映画祭in台東 特別招待作品『騒音 THE FIVE OYAJI』 - ウェイバックマシン(2016年4月3日アーカイブ分)