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高宮元三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高宮 元三郎(たかみや もとさぶろう、1885年3月[1] - 没年不詳)は、日本中国満洲台湾建築技術者、鉄道技術者

経歴

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高宮仁吉の三男として福岡市西堅粕村に生まれる[1]。1904年福岡県立中学修猷館[2]、1909年7月第五高等学校工科[3]を経て、1913年7月東京帝国大学工科大学建築学科を卒業[4]

1913年8月名古屋市の志水組(志水建築業店)に入社。1916年5月青島守備軍軍政署に転じ、1917年10月同民政部に移り、1919年同鉄道技手、1920年1月同技師兼鉄道技師、同年5月同鉄道技師、同年12月同技師を務めた後、1923年1月免官[5]

1923年3月南満洲鉄道(満鉄)に入社、同年4月参事として大連工務出張所所長を経て、1925年6月大連工務事務所所長に就任[5]。1929年退社[1]

その後、1931年台湾電力台北)、1934年長谷川組(大連)、1939年大連汽船、1940年満洲車輛(大連)に勤務している[5]

脚注

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  1. ^ a b c 竹中憲一『人名事典 「満州」に渡った一万人』(皓星社、2012年)837頁
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員5頁
  3. ^ 『第五高等学校一覧(自昭和11年至昭和12年)』(第五高等学校、1936年)229頁
  4. ^ 『東京帝国大学一覧(從大正7年至大正8年)』(東京帝国大学、1919年)學士及卒業生姓名211頁
  5. ^ a b c 西澤泰彦『日本の植民地建築:帝国に築かれたネットワーク』(河出書房新社、2009年)111-113頁