大龍寺 (岐阜市)
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(高富大龍寺から転送)
大龍寺 | |
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2007年撮影 | |
所在地 | 岐阜県岐阜市粟野2339 |
位置 | 北緯35度29分24.9秒 東経136度47分18.1秒 / 北緯35.490250度 東経136.788361度座標: 北緯35度29分24.9秒 東経136度47分18.1秒 / 北緯35.490250度 東経136.788361度 |
山号 | 金粟山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 腹帯子安観世音菩薩、達磨大師 |
創建年 | 伝・飛鳥時代 |
中興年 | 天正年間 |
別称 | だるま観音、高富大龍寺 |
札所等 |
美濃三十三観音11番 美濃七福神(福禄寿) |
法人番号 | 5200005000672 |
大龍寺(だいりゅうじ)は、岐阜県岐阜市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は金粟山(きんぞくさん)。
※本来は、こんぞくさん だいりょうじ と読む
通称「だるま観音」。岐阜市の北端にあり山県市高富と隣接することから「高富大龍寺」とも呼ばれる。
本尊は腹帯子安観世音菩薩、達磨大師。子授け、安産、虫封じにご利益があるという。
美濃三十三観音霊場第十一番札所。美濃七福神(福禄寿)。土岐氏、稲葉一鉄ゆかりの寺である。
沿革
[編集]- 飛鳥時代の持統天皇の時代、国家鎮守の寺として創建されたと伝えられている。平安時代に真言宗に改宗する。安元元年(1175年)、後白河法皇が腹帯子安観世音菩薩を安置。本尊とする。
- 明応年間(1492年 - 1501年)、土岐氏の強い要望により、瑞翁和尚が招かれる。文亀2年(1502年)、大龍寺は臨済宗に改宗し、達磨大師を安置する。
- 永禄年間(1558年 - 1570年)、別伝の乱(美濃国で起きた禅宗の宗派の争い)の折、大龍寺の五世龍谷は斎藤義龍に加担し、快川和尚をはじめとする多くの禅家と争うが敗北し、本山妙心寺から除籍される。その為一時廃れたが、天正年間(1573年 - 1592年)、再興される。
- 平成8年(1996年)5月5日、高さ5mの達磨大師坐像が安置される。
だるま供養
[編集]達磨大師の分身として寺で授与いたしている「祈願だるま」。念願かなって両目を入れ奉納されただるま約1万体を、丸1日かかって供養するもの[1]。
毎年第2日曜日に行われる。平成19年までは1月18日行われていた。
文化財
[編集]- 岐阜県指定重要文化財
- 岐阜市指定文化財
所在地
[編集]岐阜県岐阜市粟野2339
交通アクセス
[編集]岐阜バス「高富大龍寺前」バス停が最寄である。徒歩2分。
催事
[編集]脚注
[編集]- ^ “大龍寺だるま供養”. (一社)岐阜県観光連盟. 2024年7月5日閲覧。
- ^ “紙本水墨仙厓筆老子図”. 岐阜県. 2019年8月23日閲覧。
- ^ “紙本水墨仙厓筆狗子仏性図”. 岐阜県. 2019年8月23日閲覧。
- ^ “紙本著色白隠筆白沢ノ図、観音像”. 岐阜県. 2019年8月23日閲覧。
- ^ a b c d “市指定文化財一覧”. 岐阜市 (2013年4月6日). 2013年5月11日閲覧。