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高尾滋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高尾滋
生誕 (1975-02-15) 1975年2月15日(49歳)
日本の旗 日本埼玉県
職業 漫画家
活動期間 1996年 -
ジャンル ストーリー漫画
代表作ディア マイン[1]
てるてる×少年[1]
ゴールデン・デイズ[1]
マダム・プティ[1]
受賞
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高尾 滋(たかお しげる、1975年[1]2月15日[2] - )は、日本漫画家[1]埼玉県出身[2]血液型はB型[1]。代表作は『ディア マイン』、『てるてる×少年』、『ゴールデン・デイズ』、『マダム・プティ[1]女性[1]

来歴

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1995年、投稿作品「人形芝居」が第240回花とゆめまんが家コース優秀賞を受賞[2]。1996年、「写絵」が第28回花とゆめビッグチャレンジ賞で準入選および編集長期待賞を受賞[2]。同年、『花とゆめ』(白泉社)13号に掲載された「不思議図書館」でデビュー[2]。その後、同誌や『別冊花とゆめ』(同)で執筆活動を展開。

1997年、「人形芝居」の続編を『花とゆめ』17号にて発表。翌1998年に第23回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞[2]。以後同作品は掲載誌を変えながら不定期に発表を継続。

2000年、『花とゆめ』にて「ディア マイン」の連載を開始[2]。2001年にドラマCD発売。

2001年、『花とゆめ』にて「てるてる×少年」の連載を開始。2003年にドラマCD発売。

2005年、『花とゆめ』にて「ゴールデン・デイズ」の連載を開始。

2008年、『花とゆめ』にて「いっしょにねようよ」の連載を開始。

2012年、『別冊花とゆめ』にて「マダム・プティ」の連載を開始。

2018年、『花とゆめAi』(同)にて「ミセス・マーメイド」の連載を開始。

2021年2月、『MELODY』(同)にて喫茶店を舞台とした「曙橋三叉路白鳳喫茶室にて」の連載を開始[3]。同作が高尾の同誌初掲載作品となる[3]。同年7月、『花とゆめAi』Vol.33より埼玉を舞台としてカップルを描いた「まほうのおうち」の連載を開始[4]

作品リスト

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発表年は掲載誌の号数に準拠。

長期連載

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その他

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連載作品 シリーズ作品 無色 読み切り作品(前後編作品を含む)
作品名 掲載誌 発表年・掲載号 単行本 文庫本 注記
1 ていとなんてんたい
帝都南天隊
HY 19980820
1998年18号 - 1998年20号
忘れ雪 初連載作品、全3話
2 すかおのふうけい
素顔の風景
HY 19990405
1999年9号 - 1999年12号
お帰り 図書館 全4回
3 とうもろうらんと
トゥモロウランド
HY 19991005
1999年21号 - 1999年23号
未収録 全3話
4 にんきようしはい01
人形芝居
HY 19960305
1996年7号
人形1 デビュー作。後に不定期掲載作となった。受賞歴節も併せて参照。
5 ふしきとしよかん
不思議図書館
HY 19960605
1996年13号
お帰り 図書館
6 ゆきかたりはるまち
雪語り春待ち
HY 19961205
1997年1号
人形1 図書館
7 にんきようしはい02
人形芝居
HY 19970502
1997年11号
人形1
8 にんきようしはい03
人形芝居
HYSZ 19971215
1998年1月15日号
人形1
9 うたひめ
歌姫
HY 19980205
1998年5号
未収録
10 ていしいとりつく
デイジー・トリック
HYPZ 19980413
1998年5月15日号
忘れ雪
11 にんきようしはい04
人形芝居
HYSZ 19980515
1998年6月15日号
人形1
12 もなりさ
モナリザ
HY 19980620
1998年14号
お帰り 図書館
13 にんきようしはい05
人形芝居
HYSZ 19981115
1998年12月15日号
人形2
14 にんきようしはい06
人形芝居
HY 19981205
1999年1号
人形2
15 にんきようしはい07
人形芝居
HYSZ 19990116
1999年2月15日号
人形2
16 にんきようしはい08
人形芝居
HYSZ 19990329
1999年5月1日号
人形2
17 あしさいのにわ
あじさいの庭
HYSZ 19990528
1999年7月1日号
お帰り 図書館
18 すろつふまんしよんにおかえり
スロップマンションにお帰り
HY 19990705
1999年15号
お帰り 図書館
19 かなたからのてかみ
彼方からの手紙
THY 19990828
1999年10月1日号
ディア4 図書館
20 ちらないはな
散らない花
THY 20000128
2000年3月1日号
ディア1 図書館
21 わすれゆきのふるころ
忘れ雪の降る頃
THY 20050226
2005年4月1日号
忘れ雪
22 にんきようしはい09
人形芝居
BHY 20060826
2006年10月号
人形3
23 にんきようしはい10
人形芝居
BHY 20071026
2007年12月号
人形3
24 にんきようしはい11
人形芝居
BHY 20080526
2008年7月号
人形3
25 めいさくよんこまはくらんかいてるてるしようねん
名作4コマ博覧会 てるてる×少年
HY 20100705
2010年15号
未収録 「てるてる×少年」の4コマ漫画。
26 いとしのさろめ
愛しのサロメ
HY 20100720
2010年16号
未収録
27 にんきようしはい12
人形芝居
HYPZ 20120120
2012年
人形4
28 ていあまいんあなさあ
Dear Mine Another
BHY 20140826
2014年10月号
未収録 「ディア マイン」の特別編。
付録の「花とゆめ創刊40周年記念SPECIAL 花ゆめメモリーコミック」に収録。
29 にんきようしはい13
人形芝居
BHY 20150725
2015年9月号
人形4
30 にんきようしはい14
人形芝居
BHY 20180326
2018年3月号
人形4

書籍

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詳細は各リンク先を参照。特記が無い限り単行本は白泉社花とゆめコミックスレーベル、文庫版は白泉社文庫レーベルよりそれぞれ刊行。

単行本

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文庫版

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  • 『ディア マイン』全2巻
  • 『てるてる×少年』全6巻
  • 『不思議図書館 -高尾滋作品集-』
  • 『ゴールデン・デイズ 全4巻』

受賞歴

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  • 第240回花とゆめまんが家コース優秀賞(1996年・受賞作「人形芝居」)
  • 第23回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞(1998年・受賞作「人形芝居」)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 高尾 滋(漫画家)”. マンガペディア. 2022年1月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g “高尾滋”. コミックナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/comic/artist/1961 2022年1月4日閲覧。 
  3. ^ a b c “麻生みこと・高尾滋らの新連載がメロディで一挙開始、花よりも花の如くは連載100回”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月26日). https://natalie.mu/comic/news/417942 2022年1月4日閲覧。 
  4. ^ a b “ある秘密を抱えた男性カップルを描く、高尾滋の新連載「まほうのおうち」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月20日). https://natalie.mu/comic/news/437658 2021年7月20日閲覧。 
  5. ^ 高尾滋「いっしょにねようよ」3年半の連載に幕”. コミックナタリー (2011年11月5日). 2018年4月7日閲覧。
  6. ^ 高尾滋が別花で初連載、16歳人妻がオリエント急行の旅”. コミックナタリー (2012年4月26日). 2018年4月7日閲覧。
  7. ^ 「マダム・プティ」が別花で完結、高尾滋と森薫によるインド人の王子様対談も”. コミックナタリー (2017年12月26日). 2018年4月7日閲覧。
  8. ^ 新Webマンガ誌・花ゆめAiで山田南平、高尾滋、田中メカ、久世番子が新連載”. コミックナタリー (2018年10月20日). 2018年10月21日閲覧。
  9. ^ 高尾滋の“現代版人魚姫”「ミセス・マーメイド」が花ゆめAiで完結”. コミックナタリー (2020年10月20日). 2021年2月19日閲覧。
  10. ^ 曙橋三叉路白鳳喫茶室にて 1”. 白泉社. 2022年1月4日閲覧。

外部リンク

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