高山神社 (太田市)
表示
高山神社 | |
---|---|
所在地 | 群馬県太田市本町48-32 |
位置 | 北緯36度18分2.5秒 東経139度22分24.5秒 / 北緯36.300694度 東経139.373472度座標: 北緯36度18分2.5秒 東経139度22分24.5秒 / 北緯36.300694度 東経139.373472度 |
主祭神 | 高山彦九郎 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 明治12年(1879年) |
高山神社(たかやまじんじゃ)は、群馬県太田市本町にある神社。江戸時代の尊皇家・高山彦九郎を祭神として祀る。旧社格は県社。
歴史
[編集]高山彦九郎を祭神とする神社建立の最初の動きは、明治元年(1868年)、橋本多賀之助(幕末期に新田官軍の中核として活動し、維新後は太政官に出仕した人物)が新田・高山両神社造営の建白書を太政官に提出したことである[1]。
明治6年(1873年)に県の許可を得て高山彦九郎の生誕地細谷村に石祠が設けられた[要出典]。
明治11年(1878年)3月15日、内務卿から「高山神社」の社号公称許可を受けた[1]。宮内省、各宮家、一般から寄付金を得て、金山丘陵の支脈の小丘である天神山中腹に社殿を造営し、明治12年(1879年)11月15日に鎮座祭を行った[1][2][3]。
明治13年(1880年)3月22日、県社に列格[3][4]。
昭和7年(1932年)3月に社地を拡張し、現在地の山頂に新社殿を建築して遷座された[1][5][3]。
平成26年(2014年)12月30日に放火で拝殿と本殿が全焼。平成28年(2016年)10月に前橋地方裁判所は非現住建造物等放火罪などで犯人に懲役12年の判決を下した[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 太田市 1994, p. 119.
- ^ 豊国 1943, pp. 250–251.
- ^ a b c 石原 1939, p. 3.
- ^ 『太田市史』 史料編 近現代、太田市、1987年3月31日、703頁。doi:10.11501/9644161。(要登録)
- ^ 豊国 1943, pp. 274–275.
- ^ “太田の神社放火に懲役12年 地裁「財産的損害は大きい」”. 産経ニュース. (2016年11月1日). オリジナルの2017年2月23日時点におけるアーカイブ。
参考文献
[編集]- 石原, 春吉『新田郡神社概誌』上毛郷土史研究会、1939年4月20日。doi:10.11501/1097385。(要登録)
- 太田市 編『太田市史』 通史編 近現代、太田市、1994年3月31日。doi:10.11501/9644759。(要登録)
- 豊国, 覚堂『高山彦九郎叢書』新紘社、1943年4月30日。doi:10.11501/1058122。(要登録)