コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

高岡町 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかおかちょう
高岡町
高岡村道路元標
高岡村道路元標
廃止日 1965年9月1日
廃止理由 編入合併
高岡町→豊田市
現在の自治体 豊田市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
碧海郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 39.24 km2.
総人口 17,338
国勢調査1960年
隣接自治体 豊田市刈谷市安城市、碧海郡知立町西加茂郡三好町
高岡町役場
所在地 愛知県碧海郡高岡町大字若林字西山18
座標 北緯35度02分08秒 東経137度05分18秒 / 北緯35.03547度 東経137.08825度 / 35.03547; 137.08825 (高岡町)座標: 北緯35度02分08秒 東経137度05分18秒 / 北緯35.03547度 東経137.08825度 / 35.03547; 137.08825 (高岡町)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
1917年の高岡村

高岡町(たかおかちょう)は、かつて愛知県碧海郡にあった。現在の豊田市の南西部地域である。

歴史

[編集]

江戸時代には高岡の大部分が刈谷藩に属していた[1]廃藩置県当初は刈谷県額田県に属していたが、1872年(明治5年)からは愛知県碧海郡に属していた[1]

  • 1889年(明治22年) - 町村制の施行により碧海郡堤村、竹村、若園村、駒場村が発足[1]
  • 1906年(明治39年)5月1日 - 駒場村若園村堤村竹村が合併して高岡村が発足[1]。発足時の人口は約8,200人[1]
  • 1956年(昭和31年)5月1日 - 村制50周年[1]。高岡村が町制施行して高岡町が発足[1]
  • 1965年(昭和40年)9月1日 - 豊田市編入合併される。高岡町は廃止。

行政

[編集]
歴代町村長[2]
  • 1947年(昭和22年)-1951年(昭和26年) - 石川勇
  • 1951年(昭和26年)-1955年(昭和30年) - 石川藤吉
  • 1955年(昭和30年)-1959年(昭和34年) - 都築正重
  • 1959年(昭和34年)-1961年(昭和36年) - 都築鉄重
人口[3]
  • 1896年(明治29年)- 7,807人
  • 1920年(大正9年) - 9,389人
  • 1930年(昭和5年) - 10,093人
  • 1940年(昭和15年) - 12,379人
  • 1950年(昭和25年) - 16,555人
  • 1960年(昭和35年) - 17,337人

教育

[編集]
駒場小学校

1961年(昭和36年)時点の高岡町には1中学校5小学校が存在し、また高等家政学校があった[4]。豊田市合併後の1982年(昭和57年)には豊田市立前林中学校が開校している。

中学校

[編集]

小学校

[編集]

各種学校

[編集]
  • 高等家政学校 - 1955年3月15日開校。

交通

[編集]
名鉄三河線若林駅

1919年(大正8年)には三河鉄道(現在の名鉄三河線)の知立駅土橋駅間が開通し、高岡村に鉄道が到来した。1961年(昭和36年)時点の高岡町には鉄道路線が1路線あり、バス路線が4路線あった[5]

鉄道

[編集]

バス

[編集]
  • 名鉄バス
    • 刈谷豊田線
    • 岡崎堤線
    • 安城豊田線
    • 知立豊田線

娯楽

[編集]
若林座

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[6]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 高岡町広報委員会『町制5周年記念 たかおか』高岡町役場、1961年、p.2
  2. ^ 高岡町広報委員会『町制5周年記念 たかおか』高岡町役場、1961年、p.5
  3. ^ 高岡町広報委員会『町制5周年記念 たかおか』高岡町役場、1961年、p.8
  4. ^ 高岡町広報委員会『町制5周年記念 たかおか』高岡町役場、1961年、p.26
  5. ^ 高岡町広報委員会『町制5周年記念 たかおか』高岡町役場、1961年、p.22
  6. ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。

関連項目

[編集]