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高木粂太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高木 粂太郎(たかぎ くめたろう、1866年11月13日慶応2年10月7日[1]) - 1940年昭和15年)3月4日[2][3])は、大正から昭和時代戦前の政治家漁業家衆議院議員

経歴

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伊豆国那賀郡安良里村(静岡県那賀郡宇久須村、賀茂郡宇久須村、安良里村、賀茂村を経て現西伊豆町安良里)に生まれる[4]日清戦争日露戦争に従軍[2]。漁業界の指導者として活躍し1908年(明治41年)地域で初めて西洋型発動漁船「虎勢丸」を建造し、漁場の拡大に努める[4]

1902年(明治35年)安良里漁業組合長、1913年(大正2年)賀茂郡水産組合長、1926年(大正15年)静岡県水産会長を歴任した[4]。ほか、安良里村会議員、静岡県会議員、同参事会員、地方森林会議員などを務めた[2]

1936年(昭和11年)2月の第19回衆議院議員総選挙では静岡県第2区から出馬し当選[2]。漁船保険法、金融制度の確立、燃油の免税などの水産関連法の実現に尽くした[4]

1938年(昭和13年)より静岡県漁業組合連合会長に選ばれたほか、水産会館を建設するなど業界の指導に尽くした[4]。つづく第20回総選挙でも当選した[2]が在任中に死去した[3][4]

脚注

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参考文献

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  • 第六十九回帝国議会 衆議院議員名簿 昭和十一年四月二十五日現在』衆議院事務局〈衆議院公報附録〉、1936年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1352146/196 
  • 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3000139 
  • 静岡新聞社出版局 編『静岡県歴史人物事典』静岡新聞社、1991年。ISBN 4783804249