高橋美穂 (テコンドー)
髙橋 美穂(たかはし みほ、旧名:今野 美穂(こんの みほ)[1]、1974年[2][3]3月25日[4] - )は、1992年バルセロナオリンピックテコンドー日本代表選手。2019年、一般社団法人全日本テコンドー協会理事・アスリート委員長[5][6]を辞任[7]。東京都生まれ[2]。
来歴
[編集]秋田県のにかほ市立象潟小学校、にかほ市立象潟中学校卒業[8]。
小学校時代から器械体操をしていたが、1989年にテコンドーを始める[9]。
東京都立葛西南高等学校[1]在学中[10]、1992年バルセロナオリンピックの公開競技テコンドー競技(英語版)日本代表女子2名の一人として[13]ライト級=55–60kg級に出場。結果は初戦敗退[10][14]。
高校卒業後は日本大学文理学部体育学科に進学し、1996年アトランタオリンピック出場を目指していたが、この大会では実施競技からテコンドーが外れる。 1993年11月13日、広島で行われた第13回テコンドー全日本選手権でテコンドー歴1年半の岡本依子(イーグル会)に決勝戦で3ラウンド5-7の判定で破れる。 1997年の大学卒業と共にテコンドーを引退し、指導者の道は選ばず、一般企業へ就職する。2007年に結婚し高橋美穂となる[1]。
2015年、(2020年東京オリンピックの準備はもとより)2020年東京パラリンピックでもパラテコンドー競技の初採用が決定したことから[15]、一般社団法人全日本テコンドー協会からの要請を受け、同協会の理事に就任。アスリート委員長も務める[5]。
2019年10月8日、強化方針などを巡って、日本代表選手らと対立している全日本テコンドー協会の理事会が行われ、途中で退室した高橋が過呼吸で廊下で倒れ、救急搬送された[16]。
同年10月25日、全日本テコンドー協会の組織体制の刷新を訴えて理事職を辞任した[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c 高橋美穂 (miho.takahashi.34) - Facebook
- ^ a b ファシリテーター、パネリストプロフィール - 特定非営利活動法人 女性と仕事研究所
- ^ 講師一覧 - 八丈島熱中塾
- ^ Miho KONNO - www.olympic.org
- ^ a b 高橋美穂氏インタビュー - 目黒区公式ホームページ、2019年7月24日
- ^ 理事・監事一覧 - AJTA 全日本テコンドー協会
- ^ a b “全日本テコンドー協会の高橋美穂理事が辞任届提出”. 日刊スポーツ (2019年10月25日). 2019年10月26日閲覧。
- ^ にかほ市初開催!オリンピアン高橋美穂さんのテコンドー教室に参加しよう - にかほ市公式サイト、2019年10月04日
- ^ vol.34.【東京2020】 オリンピアンからテコンドーを学んだら〇〇だった(編集版) 2019/07/18(2m49s〜) - YouTube (JMOOC CAST)
- ^ a b c 10年前には 92/08/11 東京朝刊 五輪面 07段 「バルセロナ五輪記録一覧/テコンドー=公開競技」 - 読売新聞社 YOMIDASランド
- ^ 指導者紹介 畠山 美奈子 - 仙台テコンドー相原道場
- ^ リオ五輪最終予選二日目 - 岡本依子オフィシャルブログ「夢は叶う!」、2016年4月17日
- ^ もう一人は、フライ級=43–47kg級の畠山美奈子[10][11][12]。
- ^ https://digital.la84.org/digital/api/singleitem/image/pdf/p17103coll8/36759/default.png
- ^ vol.34.【東京2020】 オリンピアンからテコンドーを学んだら〇〇だった(編集版) 2019/07/18(8m12s〜) - YouTube (JMOOC CAST)
- ^ “テコンドー理事会、退室の理事が倒れる 過呼吸で搬送”. 朝日新聞デジタル (2019年10月8日). 2019年10月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 高橋美穂 (miho.takahashi.34) - Facebook
- Miho Takahashi (@miho_takahashi_konno) - Instagram