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高瀬石仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高瀬石仏(大日如来等)
高瀬石仏(深沙大将)

高瀬石仏(たかせせきぶつ)は、大分県大分市高瀬にある平安時代中期から後期の磨崖仏である。国の史跡(1924年1月22日指定)に指定されている[1]

霊山山麓の伽藍迫(がらんさこ)の凝固岩の洞窟中に、丸彫りに近い大日如来を中心に、馬頭観音如意輪観音大威徳明王深沙大将の5体の石仏が刻まれている。洞窟内に彫られているため、保存状態が良好で彩色もよく残っている[2]

深沙大将は玄奘三蔵を守護したとされる神で、額に髑髏を戴き、胸にも九連の髑髏を着け、腹に童女の面が描かれ、左腕に蛇を巻き付けた異形の姿をした珍しい像である[2]

脚注

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  1. ^ 高瀬石仏 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  2. ^ a b 高瀬石仏”. 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト. ツーリズムおおいた. 2019年8月31日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯33度10分47.0秒 東経131度34分34.3秒 / 北緯33.179722度 東経131.576194度 / 33.179722; 131.576194