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高砂堀川湊及び工楽松右衛門旧宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
工楽松右衛門旧宅(2022年9月)

高砂堀川湊及び工楽松右衛門旧宅(たかさごほりかわみなとおよびくらくまつえもんきゅうたく)は、高砂市高砂町今津町に所在する兵庫県指定史跡である[1]工楽松右衛門の邸宅と南堀川の港湾遺構からなる[2]

歴史概要

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  • 江戸後期 旧宅が建築される[1]
  • 2016年
    • 1月
      • 高砂市、工楽家より旧宅の寄贈受ける[3]
      • 旧宅が高砂市指定文化財(史跡)に指定[2]
    • 12月 旧宅の保存に向けた修理工事[3]
  • 2018年
    • 3月 工事完工[3]
    • 5月 旧宅・湊遺構などが日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に追加認定[4][5]
    • 6月3日 旧宅内部の一般公開及び記念式典[3]
  • 2019年
    • 3月 高砂堀川湊及び工楽松右衛門旧宅が兵庫県指定文化財に[2]

工楽松右衛門旧宅

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母屋は本瓦葺きの木造2階建てで、江戸時代後期の建物である[2][6]。約20年間空き家となっていたが、工楽家が高砂市に寄贈し、同市が高砂地域の観光拠点となるよう整備を行った[7]

南堀川遺構

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発掘調査[注 1]により、護岸の石垣や雁木などの船着き場遺構が見つかった[2]。その一部は、露出展示されている[8]

脚注

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注釈

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  1. ^ 観光客用の駐車場の整備工事に先立つもの

出典

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  1. ^ a b 高砂堀川湊及び工楽松右衛門旧宅”. 文化遺産オンライン. 2022年5月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e 工楽松右衛門旧宅・南堀川遺構”. 高砂市. 2022年5月12日閲覧。
  3. ^ a b c d “高砂の工楽松右衛門旧宅が一般公開 江戸から昭和の佇まいを修理復元”. 加古川経済新聞. (2018年6月6日). オリジナルの2022年5月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220513082014/https://kakogawa.keizai.biz/headline/1471/ 2022年5月13日閲覧。 
  4. ^ 工楽松右衛門旧宅 一般公開について”. 高砂市. 2022年5月15日閲覧。
  5. ^ 日本遺産『北前船寄港地』に高砂市が追加認定されました!”. 高砂市. 2022年5月15日閲覧。
  6. ^ 工楽松右衛門旧宅|観光スポット”. 兵庫県公式観光サイト HYOGO!ナビ. ひょうご観光本部. 2022年5月12日閲覧。
  7. ^ “高砂市文化財 工楽松右衛門旧宅、一般公開始まる”. 神戸新聞. (2018年6月3日). オリジナルの2022年5月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220522053654/https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?news/odekake-plus/news/pickup/201806/11321552 2022年5月22日閲覧。 
  8. ^ 工楽松右衛門旧宅 南堀川遺構” (PDF). 高砂市観光交流ビューロー. 2022年5月22日閲覧。

外部リンク

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