高西淳夫
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人物情報 | |
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生誕 |
1956年4月12日(68歳)[1] 福岡県[2] |
出身校 |
福岡県立修猷館高等学校[2] 早稲田大学 |
学問 | |
研究分野 | ロボット工学 |
研究機関 |
早稲田大学 マサチューセッツ工科大学 |
博士課程指導教員 | 加藤一郎 |
博士課程指導学生 | 山口仁一[3]、高信英明[4]、林憲玉[5]、菅原雄介[6]、石井裕之[7]、中楯龍[8]、遠藤信綱[9] |
主な指導学生 | 玄相昊[10] |
学位 | 工学博士(早稲田大学)[11] |
主な業績 | 二足歩行ロボットの準動歩行、動歩行[12] |
主要な作品 | WL-10RD[12] |
学会 | 日本ロボット学会、バイオメカニズム学会、日本機械学会、計測自動制御学会、など |
主な受賞歴 | 日本ロボット学会論文賞受賞(1997年)[12] |
公式サイト | |
早稲田大学理工学術院高西淳夫研究室 |
高西 淳夫(たかにし あつお、1956年4月12日[13] - )は、日本のロボット研究者。学位は、工学博士(早稲田大学)。早稲田大学創造理工学部総合機械工学科教授。2足歩行ロボットの動歩行、ヒューマノイドロボット、咀嚼ロボット、顎運動障害者用開閉口訓練ロボット、顔ロボット、フルート演奏ロボット、ラット形ロボット、発話ロボットなどを研究[14][15]。 2014年公開のディズニー映画「ベイマックス」の制作協力をしており、エンディングクレジットにも名前が記されている。
略歴
[編集]- 1975年 - 福岡県立修猷館高等学校卒業[16][17]
- 1980年 - 早稲田大学理工学部機械工学科 卒業[1]
- 1985年 - 早稲田大学大学院博士後期課程 単位修得退学
- 1985年 - 早稲田大学理工学部 助手[1]
- 1988年 - 工学博士(早稲田大学)学位取得[11]
- 1988年 - 早稲田大学理工学部 専任講師[18]
- 1990年 - 早稲田大学理工学部 助教授[18]
- 1997年 - 早稲田大学 教授
(海外における役職)
著作等
[編集]学位論文
[編集]- 『2足歩行ロボットの動歩行に関する研究』早稲田大学〈博士学位論文(甲第757号)〉、1988年3月10日 。NAID 500000035269。
著書
[編集]- 加藤一郎 編、高西淳夫・菅野重樹 著『マイロボット』読売新聞社〈読売科学選書35〉、1990年12月、ISBN 4643901020
- 高西淳夫 文、薮野健 絵『ヒューマノイド・ロボットとは What are humanoid robots?』中央公論新社〈ワボットのほん4〉、2004年11月、ISBN 4120035646
学会誌記事
[編集](解説)
- 高西淳夫「二足歩行ロボットによる準動歩行」『日本ロボット学会誌』第1巻第3号、1983年、196-203頁。
- 長谷川幸男、白井克彦、高西淳夫「早稲田大学におけるロボット工学教育」、『日本ロボット学会誌』第3巻第6号、1985年、574-578頁。
- 高西淳夫「上体の運動によりモーメントを補償する2足歩行ロボット」『日本ロボット学会誌』第11巻第3号、1993年、348-353頁。
- 高西淳夫「人間形フルート演奏ロボットの開発」、『日本ロボット学会誌』第14巻第2号、1996年、188-191頁。
- 高西淳夫「ヒューマン・コミュニケーションを志向したヒューマノイドロボット」『日本ロボット学会誌』第15巻第7号、1997年、971-974頁。
- 林憲玉、高西淳夫「人間型二足歩行ロボット」、『映像情報メディア学会誌』第57巻第1号、2003年、63-66頁。
- 石井裕之、高西淳夫「Robo Designerを使用したロボットプログラミング演習およびロボット製作演習」、『日本ロボット学会誌』第24巻第1号、2006年、25-30頁。
(講演録)
- 「咀嚼ロボットを用いた顎関節力の解析と低減制御」、『日本顎関節学会雑誌』第8巻第1号、1996年、225-226頁。
- 「ヒューマノイドロボットと人工臓器」、『人工臓器』第34巻第2号、2005年、s2頁。
(座談会)
- 「二足歩行ロボット研究の現状」『日本ロボット学会誌』第1巻第3号、1983年、204-212頁。[注釈 1]
- 「2足歩行ロボット技術の現在」『日本ロボット学会誌』第30巻第4号、2012年、336-343頁。[注釈 2]
ドラマ監修
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 加藤一郎、小金澤鋼一、高西淳夫「乳ガン自動触診ロボット・WAPRO-4」、『日本ロボット学会誌』第5巻第2号、1987年、102-108頁。
- ^ a b 高西淳夫 1983, p. 203.
- ^ 山口仁一『2足歩行ロボットの安定歩行に関する研究』早稲田大学〈博士学位論文(甲第1200号)〉、1997年3月6日。NAID 500000144856、doi:10.11501/3123980。
- ^ 高信英明『咀嚼ロボットに関する研究』早稲田大学〈博士学位論文(甲第1258号)〉、1998年3月5日。NAID 500000157561、doi:10.11501/3136683。
- ^ 林憲玉『Control and mechanisms for collision-tolerant human friendly robots』、早稲田大学〈博士学位論文(甲第1371号)、1999年3月15日。NAID 500000173650、doi:10.11501/3152773。
- ^ 菅原雄介『人間搭乗型2足歩行ロボットに関する研究』、早稲田大学〈博士学位論文(甲第2247号)〉、2006年3月24日。NAID 500000345359
- ^ 石井裕之『ラットと小型移動ロボットとの相互適応に関する研究』早稲田大学〈博士学位論文(甲第2423号)〉、2007年3月15日閲覧。NAID 500000397099
- ^ 中楯龍『頸部血流計測用ロボットシステムに関する研究』、早稲田大学〈博士学位論文(甲第3589号)〉、2012年3月15日。NAID 500000559131
- ^ 遠藤信綱『全身情動表出ヒューマノイドの構成と表現に関する研究』早稲田大学〈博士学位論文(甲第3945号)〉、2013年2月25日。NAID 500000574741。
- ^ a b c 座談会 2012.
- ^ a b 博士論文 1988.
- ^ a b c “学会誌論文賞”. 表彰. 日本ロボット学会、2018年1月6日閲覧。
- ^ 加藤ほか 1987, p. 108.
- ^ メッセージ 2007.
- ^ マイナビ2012.
- ^ アイボの先に人型ロボットが見える~ヒューマノイド・ロボットの展望~ 第491回二木会(2002年2月14日(木))”. 東京修猷会 (2002年3月2日) 2018年1月6日閲覧。
- ^ “第616回二木会講演会記録『ロボットが拓く未来社会〜産学連携の開発現場から〜』”. 東京修猷会 (2016年3月29日) 2018年1月6日閲覧。
- ^ a b 山口仁一、高西淳夫、加藤一郎「衝撃緩衝材料を用いた足底機構による2足歩行の安定化と路面位置情報の取得」、『日本ロボット学会誌』第14巻第1号、1996年、67-74頁。
参考文献
[編集]- 日本ロボット学会 監修、オーム社 編 編「Massage27 高西 淳夫」『ロボット研究者からのメッセージ』オーム社、2007年7月、176-181頁。ISBN 978-4-274-20424-1。
- “早大と京都科学、医療用途の「ロボティック気道管理シミュレータ」を開発”. マイナビニュース. (2012年7月30日) 2018年1月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集](関連動画)
(研究者情報)
- 高西淳夫 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 高西淳夫 - researchmap