高養寺 (逗子市)
表示
高養寺 | |
---|---|
所在地 | 神奈川県逗子市新宿5-5-5 |
位置 | 北緯35度17分36.0秒 東経139度33分54.4秒 / 北緯35.293333度 東経139.565111度座標: 北緯35度17分36.0秒 東経139度33分54.4秒 / 北緯35.293333度 東経139.565111度 |
山号 | 白滝山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 不詳 |
別称 | 浪子不動 |
法人番号 | 9021005007846 |
高養寺(こうようじ)は、神奈川県逗子市にある高野山真言宗の寺院。
歴史
[編集]創建年代は不明である。ただ古くから不動明王が安置されており、「白滝不動」「小滝不動」「浪切不動」と呼ばれていた。漁師の守護仏であった。明治時代、徳冨蘆花の小説『不如帰』の舞台となり、ヒロインの「浪子」から「浪子不動」と呼ばれるようになった[1]。
現在の堂宇は、葉山町にあった「慶増院」から移設したものである。慶増院は廃寺状態であったが、葉山に別荘を持っていた高橋是清・犬養毅の協力により再興され、その際に「高橋」と「犬養」の名を取って「高養寺」に改称した。そして浪子不動と統合したものである[1][2]。
交通アクセス
[編集]- 逗子・葉山駅より徒歩15分。
脚注
[編集]- ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、241p
- ^ 高養寺(浪子不動)(昭和28年以前)逗子市「逗子フォト」
参考文献
[編集]- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年