高石工業
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(髙石工業から転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒567-0897 大阪府茨木市主原町3-18 |
設立 | 1948年4月10日 |
業種 | 製造業 |
法人番号 | 3120901001346 |
事業内容 | ゴムパッキンやОリングなど工業用精密ゴム製品の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役 高石秀之 |
資本金 | 1,000万円 |
外部リンク | http://takaishi-ind.co.jp/ |
髙石工業株式会社(たかいしこうぎょう)は、大阪府茨木市主原町3-18に本社を置く、ゴムパッキンやОリングなど工業用精密ゴム製品の製造・販売を手がけるメーカーである。 ゴム材料の研究・開発支援やゴム製品の量産試作も行っている。2012年11月に水素ステーションなどに使われる耐水素用ゴム材料の開発に成功している[1][2]。
概要
[編集]創業は1948年、革製のパッキンを製造していた現社長の祖父が合成ゴムの製造を手掛けた事に始まる[3]。
主力は水回りやガス栓などの住宅設備用の工業ゴムで、燃料電池自動車の水素スタンドの充填機や圧縮機の接続部に使うゴムパッキンの製造も行っている[2][4][5]。現社長で3代目である高石秀之が2006年に社長に就任して以降は試作や研究支援に力を入れており、2015年現在、高石社長を含め7人の研究者がいる[3]。
事業所
[編集]沿革
[編集]- 1946年5月 - 大阪市福島区に革パッキング製造業「千草工業所」を開設[6]。
- 1948年4月 - 「高石皮革工業株式会社」に改組、本店を茨木市に置く。
- 1956年2月 - 現商号に改名。
- 1962年7月 - 鳥取工場建設、稼働開始。
- 1977年5月 - 山崎工場建設、稼働開始。
- 2016年7月 - ベトナム工場(ホーチミン)稼働開始。
SGWプロジェクト
[編集]SGWプロジェクトは、(S)世界に一つの手作り(G)ゴム(W)ワクワク体験プロジェクトの略称で、参加者が自分で機械を操作して生ゴムを加熱・加圧して製品にする体験を提供するものである[7][8]。2015年4月に取引先企業を対象に始まり、同年10月に一般向けに開放された。主に大阪本社工場で体験を行っているが、近隣の小学校を訪問し簡易成形機を用いた体験授業も行っている。
脚注・出典
[編集]- ^ 納税協会
- ^ a b 「水素ステーション、関西の技で――燃料自動車、普及支える、未来エネルギー切り開く(ひと最前線)」.『日本経済新聞(大阪)』.2016年1月13日付夕刊、29面。
- ^ a b 「高石工業――水素普及、支えるパッキン(検索個性派企業)」.『日本経済新聞(近畿)』.2015年2月10日付朝刊、10面。
- ^ 「水素ビジネス、膨らむ期待、燃料電池車関連、中小に商機、安さ・便利さで切り込む。」.『日本経済新聞』.2015年2月2日付朝刊、13面。
- ^ 「高石工業が一般向けコース 手作業でゴム成形体験」.『日本工業新聞』.2015年7月21日付朝刊、17面。
- ^ 「不撓不屈 高石工業(2)=試験片ゴムで九大と連携 耐水素部品に人脈連なる」.『日本工業新聞』.2016年3月16日付朝刊、30面。
- ^ 茨木ジャーナル
- ^ 「不撓不屈 高石工業(4)=小さなことを真剣に 数十年後見据え研究開発」.『日本工業新聞』.2016年3月18日付朝刊、36面。