鬼風一男
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鬼風 一男(おにかぜ かずお、1899年6月21日 - 1927年5月24日[1])は、兵庫県神戸市出身で湊部屋、出羽海部屋に所属した力士。本名は宮本 一男。身長165cm、体重105kg。最高位は西前頭7枚目(番付上の最高位は東前頭14枚目)。
経歴
[編集]元は大阪相撲の大関若ノ戸。左差し一気の寄りを得意とし、新大関の1923年1月場所では9勝1敗で最高成績を収めている。 しかし場所後に起きた龍神事件の責任を取って廃業。東京の出羽海部屋に入門、1924年1月場所に鬼風の四股名で番付外前頭7枚目格付出で初土俵入幕。 だが8敗2休の不成績に終わり、大阪相撲のメンツを潰すことのみに役立ってしまった。 その後も好成績を上げられず、十両に陥落していた1927年5月、現役のまま胃腸障害で死去した。
戦績
[編集]幕内4場所11勝30敗2休
通算9場所27勝48敗2休
改名
[編集]若ノ戸→大木戸→鬼風 [2]
出典
[編集]- ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 55頁
- ^ 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709