コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

魚井フルスイング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
魚井フルスイング
基本情報
本名 魚井 守
通称 指定職質対象スラッガー
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-06-15) 1985年6月15日(39歳)
出身地 兵庫県神戸市
所属 修斗GYM神戸
→総合格闘技ゴンズジム
和術慧舟會HEARTS
身長 165cm
体重 61kg
リーチ 169cm
階級 バンタム級
テーマ曲 Run魂Run
グループ魂
テンプレートを表示

魚井 フルスイング(うおい ふるすいんぐ、1985年6月15日 - )は、日本男性総合格闘家兵庫県神戸市出身。和術慧舟會HEARTS所属。

来歴

[編集]

大学時代に運動目的で入門した修斗GYM神戸にて総合格闘技を始め、その後、総合格闘技ゴンズジムへと移籍する[1]

アマチュア修斗を経て2008年12月28日にプロデビュー。

2012年4月1日、修斗初参戦となった2012年度新人王トーナメントの1回戦で金海裕輝、9月23日の2回戦でDr.takuyaに勝利するが、11月11日の準決勝で福島秀和に判定0-2で敗れる。

2015年3月1日、DEMOLITION 23にて平安孝行に判定0-3で敗れ、これをきっかけに上京を決意して東京・新宿へ転居し、和術慧舟會HEARTSへ移籍[2][3]

2015年12月20日、修斗・新宿FACE大会より魚井フルスイングに改名した[4]

2018年1月28日、修斗・後楽園ホール大会にて祖根寿麻と修斗環太平洋バンタム級王座決定戦で対戦し、0-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[5]

2019年6月2日、RIZIN初参戦となるRIZIN.16にてカナ・ハヤットと対戦しTKO勝利を収めた。

2020年1月26日、修斗・後楽園ホール大会にて手塚基伸と対戦。手塚のタックルを受けて左手をマットに着けた際、左腕を脱臼しTKO負け[6]

2020年11月1日、RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKAでキャリア初となるキックボクシングルールにて中村寛と対戦し、中村を眼窩底骨折させるもKO負けを喫した[7]

2022年5月5日、RIZIN LANDMARK vol.3でレスリング全日本選手権3連覇の倉本一真と対戦し、0-3の判定負けを喫した[8]

2022年11月6日、RIZIN LANDMARK 4ヤン・ジヨンと対戦し、2Rに左ストレートでダウンを奪われ、パウンドによるTKO負けを喫した[9]

人物・エピソード

[編集]
  • 魚井フルスイングの名前の由来は、豪快にパンチを振ることから名付けられた[10][11]
  • 試合で勝利した際に野球のバットをフルスイングするパフォーマンスを行う。
  • 学生時代はバイトをしながら通信制の高校へ通っていた[12]

戦績

[編集]

プロ総合格闘技

[編集]
総合格闘技 戦績
44 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
25 12 1 12 0 4 0
15 2 2 11 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 小崎連 5分3R終了 判定0-3 DEEP 123 IMPACT 2024年12月8日
梶本保希 5分3R終了 判定3-0 DEEP TOKYO IMPACT 2024 4th ROUND 2024年9月8日
× 平松翔 2R 0:48 ギロチンチョーク DEEP 118 IMPACT 2024年3月9日
× ヤン・ジヨン 2R 4:13 TKO(左ストレート→パウンド) RIZIN LANDMARK 4 2022年11月6日
× 倉本一真 5分3R終了 判定0-3 RIZIN LANDMARK vol.3 2022年5月5日
× 伊藤空也 5分3R終了 判定0-3 RIZIN LANDMARK vol.2 2022年3月6日
獅庵 1R 4:52 TKO(左フック→サッカーボールキック) RIZIN TRIGGER 1st 2021年11月28日
× 後藤丈治 5分3R終了 判定0-3 プロフェッショナル修斗公式戦 2021年3月20日
× 元谷友貴 3R 2:19 ギロチンチョーク RIZIN.23 - CALLING OVER - 2020年8月10日
× 手塚基伸 2R 0:19 TKO(手首の負傷) プロフェッショナル修斗公式戦 2020年1月26日
× 田丸匠 5分3R終了 判定1-2 プロフェッショナル修斗公式戦 2019年9月22日
カナ・ハヤット 3R 4:32 TKO(スタンドパンチ連打) RIZIN.16 2019年6月2日
加藤ケンジ 2R 0:16 KO(右フック) プロフェッショナル修斗公式戦 2019年5月6日
藤井伸樹 5分3R終了 判定3-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2019年1月27日
土屋大喜 2R 1:30 KO(パンチ) プロフェッショナル修斗公式戦 2018年9月23日
× 根津優太 5分3R終了 判定1-2 プロフェッショナル修斗公式戦 2018年5月13日
× 祖根寿麻 5分3R終了 判定0-2 プロフェッショナル修斗公式戦
【修斗環太平洋バンタム級王座決定戦】
2018年1月28日
論田愛空隆 5分3R終了 判定1-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2017年10月15日
加藤惇 1R 3:42 KO プロフェッショナル修斗公式戦 2017年5月12日
小蒼卓也 1R 0:18 KO プロフェッショナル修斗公式戦 2017年3月24日
Frank Stablein 1R 3:34 TKO SHOOTO KINGS 5 - Critical Mass 2016年12月10日
神田T800周一 1R 2:50 KO TTF CHALLENGE 06 2016年9月19日
服部賢大 1R 3:32 KO プロフェッショナル修斗公式戦 2016年7月3日
松下祐介 5分2R終了 判定2-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2016年5月28日
玉城優介 5分2R終了 判定3-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2016年3月27日
山田丑伍郎 5分2R終了 判定3-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2016年2月27日
× 金物屋の秀 5分2R終了 判定0-3 プロフェッショナル修斗公式戦 2015年12月20日
風間弘太郎 5分2R+延長R 4:13 チョークスリーパー Fighting Nexus vol.4 2015年11月15日
× 平安孝行 5分3R終了 判定0-3 DEMOLITION 23 2015年3月1日
海鬼袈侍鬼 1R 2:50 KO(バスター) DEMOLITION 22 2014年11月30日
御剣おかぱー 2R 4:46 KO(グラウンドパンチ) DEMOLITION 21 2014年8月17日
× 福島秀和 5分2R終了 判定0-2 プロフェッショナル修斗公式戦
【2012年度新人王トーナメント準決勝】
2012年11月11日
Dr.takuya 5分2R終了 判定3-0 プロフェッショナル修斗公式戦
【2012年度新人王トーナメント2回戦】
2012年9月23日
金海裕輝 5分2R終了 判定2-0 プロフェッショナル修斗公式戦
【2012年度新人王トーナメント1回戦】
2012年4月1日
Dr.takuya 5分2R終了 判定1-0 RISING ON 9 2011年10月9日
小野雷也 5分2R終了 判定3-0 RISING ON 8 2011年7月31日
祖根寿麻 5分3R終了 判定3-0 HEAT 18 2011年6月5日
杉島大輔 1R 0:38 KO(左フック) CAGE FORCE 20 2010年11月28日
永本泰章 5分3R終了 判定3-0 DEMOLITION WEST
【CAGE FORCE選抜バンタム級トーナメント決勝】
2010年6月27日
川端和哉 5分2R終了 判定3-0 DEMOLITION WEST
【CAGE FORCE選抜バンタム級トーナメント準決勝】
2010年4月3日
森賀陽介 5分2R終了 判定2-1 DEMOLITION WEST
【CAGE FORCE選抜バンタム級トーナメント1回戦】
2009年11月14日
× 上嶋佑紀 5分2R終了 判定0-3 club DEEP 2009年6月7日
春日井健士 4分2R終了 判定1-0 CLUB DOG FIGHT 7 2009年3月29日
神龍 4分2R終了 判定1-0 CLUB DOG FIGHT 6 2008年12月28日

プロキックボクシング

[編集]
キックボクシング 戦績
2 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
0 0 0 0 0 0
2 1 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 梅野源治 3R終了 判定0-3 RIZIN.47 2024年6月9日
× 中村寛 1R 2:45 TKO(右フック) Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA 2020年11月1日

アマチュア総合格闘技

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 堀口恭司 1R 0:25 TKO 第6回東日本アマチュア修斗オープントーナメント
【フェザー級 2回戦】
2009年12月20日

グラップリング

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 村田卓実 1R 5:04 クロスヒールホールド[13] IRE 2022年1月10日

表彰

[編集]
  • 修斗年間表彰2017 M.I.P.(最も印象的な活躍をした選手)1位(2017年)[14]

脚注

[編集]
  1. ^ サカナラジオ 02 魚井フルスイングの「サカナ・ラジオ」
  2. ^ 【Shooto】加藤惇と対戦する魚井フルスイングの謎だらけの過去─01─「白帯って名前で戦っていました」 MMAPLANET
  3. ^ 【Shooto】加藤惇と対戦する魚井フルスイング、充実の今─02─「HEARTSはぼんやりした練習がない」 MMAPLANET
  4. ^ 12月20日 サステイン主催プロ興行 北村の負傷欠場によるカード変更 一般社団法人 日本修斗協会
  5. ^ 【修斗】祖根寿麻、魚井フルスイングとの接戦制し環太平洋王者にイーファイト 2018年1月28日
  6. ^ 【修斗】衝撃ヒジ脱臼TKO負けの魚井フルスイング、MRIの結果「靭帯はセーフ、試合できる」 eFight【イーファイト】
  7. ^ 【RISE】11勝無敗の山田洸誓に初黒星付けた北野克樹「まだ尻の青い選手でした。何回やっても結果は同じ」 ゴング格闘技
  8. ^ 【試合結果】+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3 第4試合/倉本一真 vs. 魚井フルスイング - RIZIN オフィシャルサイト”. jp.rizinff.com. 2024年5月16日閲覧。
  9. ^ 【RIZIN】平本蓮が弥益ドミネーターを空手&ケージディフェンスでドミネートし判定勝ち、鈴木千裕が今成越え、元谷が倉本と大激闘もMMAで上回る、SARAMIが魂のテイクダウンでラーラを下す、中村が征矢に競り勝つ。青井が怪物くんを、ヤマニハが河村を完封、久保が禊のTKO勝ちGONG格闘技 2022年11月6日
  10. ^ 「自分がフルスイングしなかったらブーイングだと思う」RIZIN.16に出場する魚井フルスイングが公開練習を実施! RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト
  11. ^ 魚井フルスイング RIZIN.16 試合前インタビュー Youtube RIZIN FIGHTING FEDERATION
  12. ^ サカナラジオ 01 魚井フルスイングの「サカナ・ラジオ」
  13. ^ https://efight.jp/result_s-20220110_836303
  14. ^ 修斗年間表彰2017 各賞発表 日本修斗協会公認サイト | PRO SHOOTO MMA JAPAN - 修斗 - サステイン

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]