鮫島正洋
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鮫島 正洋(さめじま まさひろ)は、日本の弁理士、弁護士。作家の池井戸潤と交流があり[1]、『下町ロケット』に登場する神谷弁護士のモデルとしても知られる[2][3]。
経歴
[編集]神奈川県立横浜翠嵐高校を経て、1985年3月、東京工業大学金属工学科卒業[4]。同年4月、藤倉電線株式会社(現:株式会社フジクラ)入社[2][4]。電線材料の開発に従事し、筆頭発明者として40件を超える特許出願を行った[2]。在職中の1991年11月、弁理士試験に合格[4]。1992年3月、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社し[4]、知的財産部に所属する[2]。IBM社のノーベル賞発明である酸化物超伝導にかかる基本特許の権利化に携わる[2]。1996年11月、司法試験最終試験合格[2][4]。1997年3月、同社退職[4]。
1997年4月、司法研修所入所[4]。1999年4月、第二東京弁護士会登録(51期)[4]、大場・尾崎法律事務所(現:シティユーワ法律事務所)入所[4]。2000年2月、松尾綜合法律事務所に入所[4]。2004年7月、内田・鮫島法律事務所開設[2][4]。同年から金沢工業大学客員教授を務める[4]。
2012年、知財功労賞(経済産業大臣表彰)を受賞[2][5]。
出典
[編集]- ^ “弁理士実務家インタビュー 鮫島正洋 - 弁理士試験対策講座|資格の予備校ならLEC東京リーガルマインド”. www.lec-jp.com. 2024年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “鮫島 正洋 | KIT虎ノ門大学院 MBA×知的財産マネジメント”. KIT虎ノ門大学院. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “下町ロケット、「リアル神谷弁護士」の知財人生” (2015年11月22日). 2021年8月閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “鮫島 正洋 | 知財や技術・特許の相談なら弁護士法人内田・鮫島法律事務所”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ 平成24年度「知財功労賞」について(経済産業省)(2015年9月2日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project