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鰺坂二夫

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鰺坂 二夫(あじさか つぎお、1909年2月8日[1] - 2005年5月12日[1][2])は、日本教育学者。京都大学名誉教授

経歴

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鹿児島県出身[1]。教育者小原國芳の長兄の次男として誕生し、叔父國芳の養子となる。鹿児島県立第二鹿児島中学校 (旧制)を経て、國芳が校長を務めた旧制成城高等学校を卒業した[3]。1932年京都帝国大学文学部教育学科卒業。その後國芳の娘と結婚し、國芳が養子に入っていた鰺坂家を代わって相続した。静岡県視学官[1]東京農業教育専門学校教授[1]鹿児島大学教授[1]を経て、1959年京都大学教育学部教授[1]。1972年に定年退官、名誉教授となる。その後、甲南女子大学学長[1]文部省教育職員養成審議会会長を務めた[1]

実弟に明星大学学長を務めた児玉三夫、子に関西大学名誉教授の鰺坂真がいる。

著書

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  • ペスタロッチーの教育思想』玉川学園出版部 玉川文庫 1932
  • ルソーの教育思想』玉川学園出版部 玉川文庫 1932
  • デューイの教育学』玉川出版部 1947
  • 『子どもとは 愛と真実の教育』ひかりのくに昭和出版 ママ・ぶっくす 1956
  • 『こどもの学習としつけ』民主教育協会 IDE教育選書 1958
  • 『教育学』ミネルヴァ全書 1965
  • 『子どもの家庭教育』筑摩書房 グリーン・ベルトシリーズ 1965
  • 『教育ママ』筑摩書房 グリーンベルト・シリーズ 1968
  • 『あなたの子の幸せのために』三晃書房 家庭教育選書 1970
  • 『わが心の出会い 愛と美と人生』PHP研究所 1972
  • 『あなたの子の幸せのために 続(おそるべき子どもたち)』三晃書房 家庭教育選書 1974
  • 『教育原論』玉川大学出版部 1976
  • 『子どもが危ない! 教育に愛と心を』PHP研究所 1976

共著・編著

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  • 『子供の心理としつけ』園原太郎共著 光生館 生活科学双書 1958
  • 『教職セミナー 教育用語』編著 ミネルヴァ書房 1966
  • 『教職セミナー 教職教養』編著 ミネルヴァ書房 1966
  • 『保育学概論』筧田知義中島誠共編 ミネルヴァ書房 教育学選書 1967
  • 『現代教育方法学』稲葉宏雄天野正輝共著 ミネルヴァ書房 教育学選書 1973
  • 『教員採用試験教育用語・法規』編 ミネルヴァ書房 1979
  • 『教育の歴史 理想的人間像を求めて』岡田渥美共編 ミネルヴァ書房 TP叢書 1980
  • 『教育方法学の位相と展開』編著 福村出版 1987
  • 『子どもからの教育・学校をめざして』編著 文化書房博文社 1997

翻訳

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  • ジャン・ジャツク・ルソー『ルソーのエミール』玉川学園出版部 玉川文庫 1932
  • 『ペスタロッチー全集 第6巻 育児日記』玉川学園出版部 1936
  • 『ペスタロッチ全集 第3巻 ゲルトルートは如何にしてその子等を教うるか』玉川大学出版部 世界教育宝典全集 1952

脚注・出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “鰺坂二夫とは”. コトバンク. 2022年11月14日閲覧。
  2. ^ 鯵坂二夫氏死去 京都大名誉教授[リンク切れ] - 47NEWS (2005年5月13日)
  3. ^ 南日本新聞社『郷土人系 上』(春苑堂書店、1969年)pp.399-340

参考文献

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