鳥越製粉
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒812-0014 福岡市博多区比恵町5-1 |
本店所在地 |
〒839-1321 福岡県うきは市吉井町276-1 |
設立 | 1935年(昭和10年)12月24日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5290001055183 |
事業内容 | 小麦粉等の製造販売 |
代表者 | 代表取締役会長兼社長 鳥越徹 |
資本金 | 28億526万円 |
発行済株式総数 | 26,036,374株 |
売上高 |
連結223億21百万円 単体200億66百万円 |
営業利益 |
連結11億98百万円 単体11億69百万円 |
経常利益 |
連結14億23百万円 単体13億91百万円 |
純利益 |
連結10億07百万円 単体9億98百万円 |
純資産 |
連結325億78百万円 単体324億01百万円 |
総資産 |
連結405億68百万円 単体398億33百万円 |
従業員数 | 連結324人、単体259人 |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
鳥越商店 6.1% 三菱商事 5.6% 三井物産 5.6% 福岡銀行 5.0% 三菱UFJ銀行 4.9% 広島銀行 3.1% 日本トラスティ信託口 2.9% 佐賀銀行 2.7% 損害保険ジャパン 2.4% 三井住友信託銀行 2.4% |
外部リンク | https://www.the-torigoe.co.jp/ |
特記事項:財務データは第85期(2019年12月)有価証券報告書より[1] |
鳥越製粉株式会社(とりごえせいふん)は、福岡県福岡市博多区(登記上の本店はうきは市)にある製粉会社。
会社概要
[編集]九州に拠点を置く、製粉業界中堅の独立系メーカーである。
1960年(昭和35年)3月に日本で最初のフランスパン専用小麦粉を発売した[2]。焼酎向け精麦の扱いが特徴であり、2019年(令和元年)12月期の連結売上構成は製粉48%、食品34%、精麦16%、飼料1%である[1]。
カルビーの1.45%の株を持つ大株主(第10位)である[3]。保有するカルビー株の貸借対照表計上額は2020年3月末現在68億円を超え、鳥越製粉の純資産の20%を占める[3]。
沿革
[編集]- 1877年(明治10年)10月 - 福岡県浮羽郡吉井町(現在のうきは市)で鳥越彦三郎が米穀・日用雑貨取扱業を創業[4]。
- 1935年(昭和10年)12月 - 株式会社鳥越商店を設立[4]。
- 1940年(昭和15年)10月 - 米穀配給統制令により製粉・精麦業に転換[4]。
- 1951年(昭和26年)12月 - 鳥越製粉に名称変更[4]。
- 1960年(昭和35年)3月 - 日本で最初のフランスパン専用粉発売[4]。
- 1962年(昭和37年)9月 - 東京証券取引所第2部、福岡証券取引所に上場[4]。
- 1969年(昭和44年)10月 - レイモン・カルベルの指導によりフランスパン専門店「カルベル」を福岡市中央区天神に開店[5]。
- 1998年(平成10年)6月 - 東京証券取引所第1部に指定替え[4]。
- 2011年(平成23年)1月 - 完全子会社の寺彦製粉株式会社(静岡県焼津市)を吸収合併し、静岡工場とする[6]。
関係会社
[編集]連結子会社
[編集]- 中島精麦工業(福岡県久留米市)
- 石橋工業(福岡県筑後市)
- カネニ(福岡県うきは市)
- 大田ベーカリー(鹿児島県鹿児島市)
- 久留米製麺(福岡県久留米市)
- 中島倉庫(福岡県久留米市)
- 富士鳩急送(福岡県うきは市)
関係する人物
[編集]- 鳥越彦三郎 - 創業者
- 鳥越繁 - 元社長。
- 鳥越繁喜 - 元社長。ジャーナリスト鳥越俊太郎の伯父。
- 高峰和宏 - 元社長。
- 鳥越俊雄 - 元専務。鳥越俊太郎の父。
- 鳥越俊太郎 - NHK『ファミリーヒストリー』(2015年7月10日放送)によれば、俊太郎は創業者・鳥越彦三郎の曾孫にあたるという。
- 鳥越崇興
- 鳥越さやか
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 製粉協会 - 大中型製粉業者により設立された任意団体。
- 日本プレミックス協会 - プレミックス(小麦粉調製品)メーカーの業界団体。
- 製粉振興会 - 一般財団法人。製粉企業の拠出金で運営されている。付属の料理研究所で料理教室を行っている。
- 同族経営