鳳鳴酒造
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒669-2322 兵庫県丹波篠山市呉服町73 |
設立 | 1797年 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 8140001041848 |
事業内容 | 清酒などのアルコール飲料製造販売 |
代表者 | 西尾 和磨 |
関係する人物 | 中川 博基(丹波杜氏) |
外部リンク | http://www.houmei.com/ |
特記事項:2003年本社主屋、仕込蔵などが国の登録有形文化財(建造物)に登録される。 |
鳳鳴酒造(ほうめいしゅぞう)は、兵庫県丹波篠山市呉服町73に本社および大沢1丁目に味間工場を置く日本の酒造会社。
概要
[編集]創業1797年(寛政9年)の老舗酒造メーカー。「鳳鳴」ブランドの日本酒をはじめ、丹波黒大豆、丹波栗など地元の特産物を使ったリキュール類や、音楽振動で醸造した酒、米焼酎などユニークな商品を扱う。
沿革
[編集]- 1797年(寛政9年) - 西尾酒造として創業。
- 1945年(昭和20年) - 篠山市内の13の蔵が合併し、多紀酒造有限会社となる。「鳳鳴」ブランドに統一。
- 1965年(昭和40年) - リキュール製造免許を取得し、くり酒の製造、販売を始める。
- 1975年(昭和50年) - 清酒製造を味間工場(味間蔵)に集約。
- 1977年(昭和52年) - 日本地酒協同組合加盟員の製造酒類の販売免許取得。
- 1980年(昭和55年) - 焼酎の販売を始める。
- 1986年(昭和61年) - 丹波黒大豆を使ったリキュール酒「楼蘭(ローラン)」発売。
- 1990年(平成2年) - 味間工場貯蔵庫・ビン詰工場改築。
- 1990年(平成2年) - 丹波黒大豆を使ったリキュール酒「楼蘭」が農林水産大臣賞受賞。
- 1996年(平成8年) - 現在の社名である、鳳鳴酒造株式会社に社名変更。
- 1996年(平成8年) - 音楽振動醸造「夢の扉」発売。
- 1997年(平成9年) - 味間工場内に酒蔵見学案内所新設。
- 2000年(平成12年) - 丹波栗を使用したワイン風リキュール酒「Marron de kiss」発売。
- 2001年(平成13年) - 200年を経過する本社社屋を利用した酒蔵見学施設兼小売店舗「ほろ酔い城下蔵」オープン。関西照明技術普及会主催の平成13年度商店照明コンクールにて、兵庫県商店連合会長賞受賞。
- 2003年(平成15年)7月 - 建造物9件が国の登録有形文化財に登録される。
- 2004年(平成16年) - 米焼酎「どや」発売。
- 2012年(平成24年) - 「鳳鳴大吟醸」が平成24年全国新酒鑑評会金賞受賞。
- 2012年(平成24年) - にごり酒と梅酒をブレンドしたリキュール酒「にごりうめ」発売。
- 2014年(平成26年) - 「にごりうめ」が平成26年度丹波すぐれもの大賞受賞。
- 2017年(平成29年) - 「鳳鳴大吟醸」が平成29年全国新酒鑑評会金賞受賞。
- 2019年(令和元年) - 「梅酒 日本酒仕込み」が全国梅酒品評会2019日本酒梅酒部門銅賞受賞。
建築
[編集]築200年を経過する本社の主屋・仕込蔵などが2003年に国の登録有形文化財(建造物)に登録された。「ほろ酔い城下蔵」と名付けられた主屋、酒蔵は常時見学できる(9:30-17:00、定休日:火曜日)。酒蔵では音楽振動醸造酒醸成のために常にモーツァルトやベートーヴェンの曲が流されている。2002年6月には、古い酒蔵を利用したイベントスペース「ほろ酔いホール」を設置、6本脚のグランドピアノ(ヤマハグランドピアノ「ルイ16世型」No.3)を置き、コンサートなどを行っている。
他に大沢1丁目にある味間蔵も見学可能。
交通
[編集]- 公共交通機関:「ほろ酔い城下蔵」までは、JR福知山線篠山口駅下車、神姫バス「篠山営業所」行きを「呉服町」下車、徒歩1分[1]。
- 自動車:舞鶴若狭道丹南篠山口ICを下り、約10分。味間蔵は約3分[2]。
脚注
[編集]- ^ “ほろ酔い城下蔵 地図”. YAHOO地図. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “味間工場 地図”. YAHOO地図. 2020年8月14日閲覧。