鶴崎展巨
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鶴崎 展巨(つるさき のぶお、1956年[1] - )は、日本の動物分類学者。鳥取大学名誉教授[2]。元鳥取大学農学部教授[3]。愛媛県松山市出身[1]。理学博士(北海道大学・1984年)[4]。ザトウムシに関する研究で知られる。長男は「東大王」元メンバーでクイズプレーヤーの鶴崎修功[1]。
略歴
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- 1956年 - 愛媛県松山市生まれ
- 1974年 - 愛媛県立松山東高等学校卒業
- 1978年 - 広島大学理学部生物学科動物学専攻卒業
- 1983年 - 北海道大学大学院理学研究科動物学専攻博士後期課程修了
- 1987年 - 鳥取大学教育学部助手
- 2001年 - 鳥取大学教育地域科学部教授
- 2004年 - 鳥取大学地域学部教授
- 2017年 - 鳥取大学農学部教授
役職など
[編集]著作
[編集]- 鈴木正将、鶴崎展巨 著「ザトウムシ目」、青木淳一 編『日本産土壌動物検索図説』東海大学出版会、1991年5月。ISBN 9784486011569。
- 鶴崎展巨、鈴木正将 著「ザトウムシ目」、青木淳一 編『日本産土壌動物検索図説』(第2版)東海大学出版会、2015年2月。ISBN 9784486019459。
- 鶴崎展巨 著「ザトウムシ・ダニ類」、石井実・大谷剛・常喜豊 編『日本動物大百科』 第8巻、日高敏隆監修、平凡社、1996年9月。ISBN 9784582545586。
- 鶴崎展巨 著「第1章 系統と分類、第2章 地理的変異と種分化」、宮下直 編『クモの生物学』東京大学出版会、2000年7月。ISBN 9784130602075。
- 鶴崎展巨 著「島根県のザトウムシ類:種のリストと地理変異」、日本生物教育会島根大会実行委員会 編『新島根の生物 日本生物教育会第61回全国大会記念誌』日本生物教育会島根大会実行委員会、2006年7月。
- 金子信博、鶴崎展巨、布村昇、長谷川元洋、渡辺弘之 著、日本土壌動物学会 編『土壌動物学への招待 採集からデータ解析まで』東海大学出版会、2007年5月。ISBN 9784486017554。
- 鶴崎展巨 著「長島田ノ浦海岸のヒトハリザトウムシ」、日本生態学会上関要望書アフターケア委員会 編『奇跡の海 瀬戸内海・上関の生物多様性』南方新社、2010年10月。ISBN 9784861241994。
- 鶴崎展巨 著「ザトウムシの生息環境」、宮下直 編『クモの科学最前線 進化から環境まで』北隆館〈環境Eco選書 11〉、2015年3月。ISBN 9784832607613。
- 鶴崎展巨『ザトウムシ: ところ変われば姿が変わる森の隠遁者』築地書館、2024年7月。ISBN 9784806716679。
- 鶴崎展巨『一寸の虫にも魅惑のトリビア: 進化・分類・行動生態学60話』築地書館、2024年8月。ISBN 9784806716686。
出典
[編集]- ^ a b c とりどり 鶴崎展巨さん 朝日新聞デジタル、2018年7月30日
- ^ “(著者紹介)生物の科学 遺伝”. www.nts-book.co.jp. 2023年5月4日閲覧。
- ^ “鶴崎鳥大教授が最終講義 ザトウムシ研究50年”. 朝日新聞デジタル. 2022年6月17日閲覧。
- ^ 鶴崎, 展巨. “The systematics and evolution of the phalangiids belonging to the Leiobunum curvipalpe group (Arachnida, Opiliones)”. (No Title) .
- ^ “校長室から”. 鳥取大学附属中学校. 2021年4月22日閲覧。