鶴萩古墳
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鶴萩古墳 | |
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墳丘・石室開口部 | |
所在地 | 長野県長野市篠ノ井塩崎1339 |
位置 | 北緯36度32分57.02秒 東経138度6分1.93秒 / 北緯36.5491722度 東経138.1005361度座標: 北緯36度32分57.02秒 東経138度6分1.93秒 / 北緯36.5491722度 東経138.1005361度 |
形状 | 円墳 |
規模 |
直径15.5m 高さ2.9m |
埋葬施設 | 両袖式横穴式石室 |
築造時期 | 6世紀後半 |
史跡 | 長野市指定史跡「鶴萩古墳」 |
地図 |
鶴萩古墳(つるはぎこふん)は、長野県長野市篠ノ井塩崎にある古墳。形状は円墳。長野市指定史跡に指定されている。
概要
[編集]長野県北部、千曲川西岸の薬師山東麓に築造された古墳である。これまでに発掘調査は実施されていない。
墳形は円形で、直径15.5メートル・高さ2.9メートルを測る[1]。墳丘は土石混合墳丘[2]。埋葬施設は両袖式の横穴式石室で、南東方向に開口する。石室内の副葬品は詳らかでない。巨石を使用した石室で、羨道の一部が破壊されているものの良好な保存状態で遺存する。築造時期は古墳時代後期の6世紀後半[3][2](または7世紀代[1])頃と推定される。
古墳域は1965年(昭和40年)に長野市指定史跡に指定されている。
埋葬施設
[編集]埋葬施設としては両袖式横穴式石室が構築されており、南東方向に開口する。石室の規模は次の通り[1][2]。
- 石室全長:9.5メートル
- 玄室:長さ6.7メートル、幅2.8メートル、高さ2.8メートル
- 羨道:長さ3.9メートル、幅0.75メートル
石室の石材には大型の石が使用される。玄室の平面形は胴張りで、側壁は内側に持ち送る。奥壁は1枚石。羨道の一部は破壊されている[1][2]。
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石室俯瞰図
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玄室(奥壁方向)
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玄室(開口部方向)
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羨道(開口部方向)
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羨道(玄室方向)
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開口部
文化財
[編集]長野市指定文化財
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 史跡説明板(長野市教育委員会・長谷鶴萩古墳保存会、1989年設置)
- 「鶴萩古墳・池ノ上古墳・丸山四号古墳」『長野市誌 第12巻 資料編 原始・古代・中世』長野市、2003年。
外部リンク
[編集]- 鶴萩古墳(遺跡・地点詳細)、鶴萩古墳(指定文化財詳細) - 長野市文化財データベース
- 鶴萩古墳 - 公益財団法人八十二文化財団