鶴間和幸
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人物情報 | |
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生誕 |
1950年12月??日 日本東京都 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 東洋史(中国古代史) |
研究機関 | 学習院大学 |
学位 | 博士(文学) |
公式サイト | |
学習院大学 |
鶴間 和幸(つるま かずゆき、1950年12月[1] - )は、日本の歴史学者、学習院大学名誉教授。専攻は中国古代史。秦漢時代が専門。
来歴
[編集]東京都生まれ。東京都立立川高等学校を経て[1]、1974年東京教育大学文学部東洋史学科卒業。1980年東京大学大学院人文科学研究科東洋史博士課程単位取得退学。 1980年4月~1981年3月日本学術振興会奨励研究員、1981年茨城大学教養部講師、1982年助教授、1985年4月~1986年1月中国社会科学院歴史研究所外国人研究員、1994年~1996年茨城大学教養部教授、1996年学習院大学文学部教授、2021年名誉教授。
1998年「秦帝国の形成と地域」で、東京大学より博士(文学)の学位を取得[2]。
人物
[編集]著書
[編集]※「学習院史学」第59号に2021年1月1日までの著作 (研究業績)一覧あり
- 『秦漢帝国へのアプローチ』山川出版社 1996(世界史リブレット)
- 『秦の始皇帝 伝説と史実のはざま』吉川弘文館「歴史文化ライブラリー」2001
- 『始皇帝の地下帝国』講談社 2001
- 『ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国 中国の歴史3』講談社 2004/講談社学術文庫 2020
- 『秦帝國の形成と地域』汲古書院 2013
- 『人間・始皇帝』岩波新書 2015
- 『始皇帝の地下宮殿』山川出版社 2021
- 『新説 始皇帝学』カンゼン 2022
- 『始皇帝の愛読書 帝王を支えた書物の変遷』山川出版社 2023
- 『始皇帝の戦争と将軍たち』朝日新書 2024
編著ほか
[編集]- 『中国 NHKスペシャル「四大文明」プロジェクト』日本放送出版協会 2000
- 『中国「世界遺産」の旅 第2巻 中原とシルクロード』講談社 2005
- 『中国古代文明 世界歴史の旅』黄暁芬共著 山川出版社 2006
- 『悪の歴史 隠されてきた「悪」に焦点をあて、真実の人間像に迫る 東アジア編 上』清水書院 2017
- 『侠の歴史 士は己を知る者のために死す、「侠」に生きた勇者たち 東洋編 上』清水書院 2020
- 共著『神話世界と古代帝国』〈アジア人物史 1〉集英社 2023
- 執筆担当:第7章「中国最初の皇帝の人間像」377-444頁
学術出版
[編集]- 『黄河下流域の歴史と環境 東アジア海文明への道』東方書店:学習院大学東洋文化研究叢書 2007
- 『東アジア海をめぐる交流の歴史的展開』鐘江宏之共編 東方書店:学習院大学東洋文化研究叢書 2010
- 『東アジア海文明の歴史と環境』葛剣雄共編 東方書店:学習院大学東洋文化研究叢書 2013
- 『東アジア古代都市のネットワークを探る 日・越・中の考古学最前線』黄暁芬共編 汲古書院 2018
- 『馬が語る古代東アジア世界史』村松弘一共編 汲古書院 2018
翻訳
[編集]論文
[編集]脚注・出典
[編集]参考文献
[編集]- 「鶴間和幸先生退任記念」『学習院史学』第59号、学習院大学史学会、2021年3月20日、1-23頁、2023年6月14日閲覧。
- 1-2頁 武内房司「鶴間和幸先生のご退職によせて」。
- 5-7頁「鶴間和幸先生略歴」。
- 8-23頁「鶴間和幸先生研究業績」。