鹽竈神社 (東京都港区)
表示
概要
[編集]1695年(元禄8年)、仙台藩藩主伊達綱村が、領地の鹽竈神社より分霊を勧請し、汐留にあった仙台藩江戸上屋敷内に創建した[1]。
1856年(安政3年)、現在地にあった仙台藩江戸中屋敷に移転するとともに、一般人の参拝を許可した。明治時代になり、仙台藩関係者が去った後も「安産の神」として崇敬を受けてきた[1]。
境内は旧仙台藩江戸藩邸だったこともあり、旧藩主家の伊達家が所有していた。1930年(昭和5年)、地元の要望を聞き入れる形で当時の伊達家当主伊達興宗伯爵は、地元町内会「愛宕下町会」に土地を寄付し、町会が所有・管理する東京唯一の公園「塩釜公園」として開園した。1972年(昭和47年)に港区に移管された[2]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年