鹿沼由理恵
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基本情報 | |||||||||||||||
愛称 | 姉さん | ||||||||||||||
生年月日 | 1981年5月20日(43歳) | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||
所属 | ウイッツコミュニティ | ||||||||||||||
分野 | タンデム(視覚障がい)、クロスカントリースキー | ||||||||||||||
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最終更新日 2022年2月7日 |
鹿沼 由理恵(かぬま ゆりえ、1981年5月20日-)は、日本の自転車競技選手[1]。2010年バンクーバーパラリンピック日本代表。2016年リオデジャネイロパラリンピック日本代表。専門は自転車競技(ポジション/クラスタンデム(視覚障がい)ストーカーBクラス・クロスカントリースキー自転車競技)[1]。
経歴
[編集]1981年5月生まれ。東京都町田市出身[1]。 生まれつき視覚障害(弱視)[2]。
都立文京盲学校卒[3]。25歳でノルディックスキー距離(クロスカントリー)に出会い、2008年から本格的に競技を始める[3]。
2010年バンクーバーパラリンピックではクロスカントリースキー競技で5位に入賞。その後、自転車競技に転向した[2]。
2016年、2016年リオデジャネイロパラリンピックの代表に内定されるも、大会が始まる前に腕が徐々に感覚がなくなり、末梢神経麻痺がおこった[2]。しかし「治療すると代表の可能性がなくなる」と言われ、痛み止めを飲んでパラリンピックに臨んだ[4]。そのパラリンピックではパイロットの田中まいとともに自転車競技女子タンデム個人ロードレース・タイムトライアルクラスBに出場し銀メダルを獲得[5]。その功績を称えられ、同年に町田市の市民栄誉賞を受賞した[6]。なお、左腕はその後2018年に切断した[2]。
2020年東京オリンピックでは聖火ランナーを務め、2021年7月9日に東京を走った [7]。
主な成績
[編集]2015
- トラック世界選手権 3km個人パシュート2位 タンデムスプリント3位[1]
- ロード世界選手権 ロードレース8位[1]
- ジャパンパラサイクリングカップ 1kmタイムトライアル1位 ロードタイムトライアル 3位[1]
パラリンピック成績
- クラシカル女子5km( ビジュアリーインぺ アード)8位[1]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “パラサポweb”. 日本財団パラリンピックサポートセンター. 2021年12月1日閲覧。
- ^ a b c d “母から感じた「チャレンジをあきらめない」ということ ~自転車・鹿沼由理恵選手”. NHK. 2021年12月8日閲覧。
- ^ a b “新しい道、一緒に進みたい 香取慎吾さん 東京パラリンピック開幕まで1000日:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “MGC出場大迫、関根両選手を応援 鹿沼さん 市内小学校を駆け巡る”. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “1台の自転車を2人でこいで銀メダル。鹿沼由理恵と田中まいは本当のペア。”. Number Web (文藝春秋). (2016年9月16日) 2020年1月24日閲覧。
- ^ “鹿沼由理恵さん、東京パラ五輪で金メダルめざす/リオ「銀」で町田市民栄誉彰”. 相模経済新聞 (2017年9月1日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ “聖火ランナー”. 東京2020オリンピック. 2021年12月1日閲覧。