麻田満洲野
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麻田 満洲野(あさだ ますの、1910年 - 没年不明)は、札幌生まれの日本舞踊家、著述家。藤蔭流の名取で、芸名は藤蔭 満洲野(ふじかげ ますの)。
人物・来歴
[編集]1910年(明治43年)、駒井徳三の次女として札幌市に出生。三輪田高等女学校を経て、明治大学女子部法科を卒業。幼少時より舞踊に馴染み、初期は西洋舞踊を学んだが、途中より日本舞踊に傾倒し、舞踊界で重きをなした。また、舞踊関連などの著書を残している。
親族
[編集]- 父:駒井徳三(満州国国務院初代総務庁長官・参議府参議)
- 夫:麻田宏(東京大学教授。中央公論社創設者・麻田駒之助の長男)
- 姉妹:遼子(宇都宮徳馬(衆議院議員、日中友好協会会長)の妻。宇都宮太郎(陸軍大将)の義娘)
- 姉妹:久子(今井通子(医師・登山家)の母)
主な著作
[編集]- 『日本舞踊文化史』 新陽社、1937年
- 『日本の踊り』 「日本の踊り」刊行会、1955年(英訳本:Masuno Asada『Dance of Japan』自費出版(東京)、1956年)