黄精飴
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黄精飴(おうせいあめ)は、岩手県盛岡市・長沢屋の伝統銘菓である[1][2]。求肥飴の一種[3]。黄精(アマドコロ)を用いるのが特徴。
アマドコロの地下茎を煎じたものは黄褐色をしており、漢方薬に用いる生薬の黄精(オウセイ)と同じ不老長寿の効能があるとされた[2]。
黄精飴は、これと砂糖やもち米と混ぜて、長方形に切って和紙で包装する[2]。盛岡藩では黄精飴も同様に薬効があると信じられ重宝されていた[1][2]。
1853年(嘉永6年)には、重吉という男が盛岡で「不老長寿 黄精飴」の看板を掲げていたという記録があり、長沢屋の創業とされる[4]。
関連項目
[編集]- 求肥(求肥飴)