黒住憲五
黒住 憲五(くろずみ けんご)は、岡山県出身の日本のAORシンガー・シンガーソングライター。
略歴
[編集]1970年代
[編集]1971年、青山学院大学在学中、軽音楽部(ALS)に所属。1973年、ワーナー・パイオニアから「ブーメラン」のボーカル兼ドラマーとしてデビュー。1974年、「ブーメラン」解散。作曲活動と同時にソロ・アルバム制作を開始。1976年、キティレコードから「後ろから雨が」リリース。安田裕美プロデュース。セッション・バンド「カミーノ」がサポート。1979年、ゴダイゴと共に全国40数箇所でツアーを行う。シングル「罪深い夜」リリース。
1980年代
[編集]1980年、映画「アフリカ物語」の主題歌および挿入歌を作曲・歌唱。1982年、TDK RECORDSからアルバム『Again』リリース。松原正樹と共同プロデュース。ライブツアー「Again」敢行。1983年、アルバム『Still』リリース。ライブツアー「Still」敢行。1985年、Invitationからアルバム『Boxing Day』リリース。清水靖晃との共同プロデュース。キングレコードからKENGO KUROZUMI With Friends名義でアルバム『Island of OAFU』リリース。1987年、少林寺拳法40周年記念大会アルバム『Deep Within Each Man』制作。David Garfieldらとコラボレーション。1989年、日本コロムビアからアルバム『Pillow Talk』リリース。ジェフ・ポーカロ、エイブラハム・ラボリエル、David Garfield、ネイザン・イースト、マイケル・ランドウらとコラボレーション。
1990年代・2000年代
[編集]1994年、岡山県移住後、コマーシャルソング、イベント音楽監修などの総合プロデュースを手がける。2001年、インディーズレコードレーベル「D.S.P」を設立、ライブハウスのプロデュースを手がける。2005年、歌手活動再開。ピー・エス・シー[1]からアルバム『Days of wonder』リリース。サポートメンバーはナニワエキスプレスのドラム・東原力哉、ベース・清水興、キーボード・中村建治。他にギター・丹波博幸、ピアノ・柳田ヒロ、サクソフォーン・土岐英史等を迎えての『Pillow Talk』以来16年ぶりのアルバム。
2010年代・2020年代
[編集]2012年、マスクラットレコードより『スパイラル~月と風の夜』リリース。前作『Days of wonder』同様、ナニワエキスプレスのメンバー、ドラム・上原裕、パーカッション・橋田正人が参加。2016年、ライブカフェ「amusement live cafe tonica」が竣工。自身も定期的なライブ活動を行う。2023年、江戸屋からアーティスト・デビュー50周年記念アルバム『one more time』リリース[2]。
作品
[編集]アルバム
[編集]発売日 | レーベル | 規格 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|---|---|
1982年10月21日 | TDK RECORDS | LP | Again | T28A-1008 |
2009年6月24日 | Muskrat Records | CD | RATCD-4328[3] | |
2017年3月29日 | タワーレコード | LP | TWJP-90[4] | |
2022年9月7日 | CD | TWCP-136[5] | ||
1983年5月21日 | TDK RECORDS | LP | Still | T28A-1018 |
2009年6月24日 | Muskrat Records | CD | RATCD-4329[6] | |
2017年3月29日 | タワーレコード | LP | TWJP-91[7] | |
2022年9月7日 | CD | TWCP-137[8] | ||
1985年10月21日 | Invitation | LP | Boxing Day | VIH-28233 |
2021年10月20日 | ビクターエンタテインメント | CD | VICL-65612[9] | |
1985年11月5日 | キングレコード | LP | Island of OAHU | K28A-683 |
1989年6月21日 | 日本コロムビア | CD | Pillow Talk | CA-3589[10] |
2009年6月24日 | Muskrat Records | CD | RATCD-4330[11] | |
2017年3月29日 | タワーレコード | LP | TWJP-92[12] | |
2022年9月7日 | CD | TWCP-137[13] | ||
2005年5月25日 | ピーエスシー/ReBIRTH | Days of Wonder | MTCH-1145[14] | |
2012年11月14日 | Muskrat Records | CD(紙ジャケ) | RATCD-4343[15] | |
2012年11月14日 | スパイラル~月と風の夜 | RATCD-4344[16] | ||
2023年4月5日 | 江戸屋 | CD | one more time | EDCE-1042[2] |
2023年7月5日予定 | 日本コロムビア | Light Mellow 黒住憲五 | COCP-42036[17] |
シングル
[編集]発売日 | 規格 | 規格品番 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1976年 | EP | DKQ-1012 | A | 後ろから雨が | 黒住憲五 | |||
B | 出逢い | |||||||
1979年 | L-280W | A | 罪深い夜 | |||||
B | 割れた夏 | |||||||
1980年 | DR-6427 | A | サムデイ Someday | 映画「アフリカ物語」サントラ盤 | ||||
B | ストーリー オブ マイライフ Love Now Calls~Story | |||||||
1982年 | T07S-1010 | A | My Sweet Lady | 大津あきら | 松原正樹 | |||
B | Lusia | 西尾尚子 | ||||||
1983年3月21日 | T07S-1023 | A | 白い夏[18] | 武部聡志 | ||||
B | Juggler | |||||||
1983年 | T07S-1038 | A | Paradise Island[19] | 竜真知子 | ||||
B | 子牛線 | 西尾尚子
マイク・ダン |
||||||
1984年 | T07S-1048 | A | Mr.Woman[20] | 安藤芳彦 | ||||
B | DON'T GO | マイク・ダン | ||||||
1985年 | VIHX-1667 | A | 震えて眠れ | |||||
B | 限りなくテンダー | |||||||
1989年6月1日 | 8cmCD | CA-8224 | 1 | 八月のAngel | ||||
2 | PILLOW TALK | |||||||
1992年3月18日 | TEDA-218 | 1 | 君がいた季節 | TX系「東京物語」テーマ曲 他 | ||||
2 | 眠れない夜のために | |||||||
2015年11月3日 | CD | LMDU-0005 | 1 | ジャグラー | 西尾尚子 | 武部聡志 | ||
2 | 白い夏 |
楽曲提供
[編集]50音順
タイアップ
[編集]ブーメラン
[編集]メンバー
- 黒住憲五(くろずみ けんご):リーダー、ドラムス・リードヴォーカル
- 丹波博幸(たんば ひろゆき):ギター・ヴォーカル
- 岩撫安彦(いわなで やすひこ):ギター・ヴォーカル
- 東久世アキラ(ひがしくぜ):ベース・ヴォーカル
シングル
- 片想いの日記帳/きみに花束を
- 片想いの日記帳:黒住憲五作詞・作曲/中村弘明編曲
- きみに花束を:黒住憲五作詞・作曲/中村弘明編曲
- 演奏:セクションJ.P.M
- (P)1974・9
- 発売元:ワーナー・パイオニア
- Atlantic:L-1207A
- ディレクター:栗山章/撮影:恩地多聞
- 土曜大作戦/昨日(きのう)
- 土曜大作戦:黒住憲五作詞・作曲、ブーメラン&中村弘明編曲
- 昨日(きのう):黒住憲五作詞・作曲、ブーメラン&中村弘明編曲
- (P)1975・3
- 発売元:ワーナー・パイオニア
- Atlantic:L-1231A
- ディレクター:栗山章/撮影:長田道夫
- 撮影協力:六本木鳥坂ガーデン、31アイスクリームストア六本木店
その他
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “黒住憲五「デイズ・オブ・ワンダー」 | MTCH-1145 | 4540957006558 | Shopping”. Billboard JAPAN. 2023年4月19日閲覧。
- ^ a b “黒住憲五/one more time”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Again”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/アゲイン<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Again +2<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Still”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/スティル<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/STILL +4<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Boxing Day +1<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Pillow Talk”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Pillow Talk”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/ピロー・トーク<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/PILLOW TALK +1<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/Days Of Wonder”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/DAYS OF WONDER REVISED EDITION<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “黒住憲五/スパイラル~月と風の夜<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “Light Mellow 黒住憲五 | 黒住憲五”. ORICON NEWS. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “白い夏/Juggler | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “PARADISE ISLAND/子午線 | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “Mr. Woman/Don't go | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- ---黒住 憲五 Official Website---公式サイト
- 黒住憲五 (@KengoKurozumi) - X(旧Twitter)
- 黒住憲五 (KengoKurozumi) - Facebook
- 黒住憲五 - YouTubeチャンネル