コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

黒住憲五

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒住 憲五(くろずみ けんご)は、岡山県出身の日本AORシンガーシンガーソングライター

略歴

[編集]

1970年代

[編集]

1971年、青山学院大学在学中、軽音楽部(ALS)に所属。1973年、ワーナー・パイオニアから「ブーメラン」のボーカル兼ドラマーとしてデビュー。1974年、「ブーメラン」解散。作曲活動と同時にソロ・アルバム制作を開始。1976年、キティレコードから「後ろから雨が」リリース。安田裕美プロデュース。セッション・バンド「カミーノ」がサポート。1979年、ゴダイゴと共に全国40数箇所でツアーを行う。シングル「罪深い夜」リリース。

1980年代

[編集]

1980年、映画「アフリカ物語」の主題歌および挿入歌を作曲・歌唱。1982年、TDK RECORDSからアルバム『Again』リリース。松原正樹と共同プロデュース。ライブツアー「Again」敢行。1983年、アルバム『Still』リリース。ライブツアー「Still」敢行。1985年、Invitationからアルバム『Boxing Day』リリース。清水靖晃との共同プロデュース。キングレコードからKENGO KUROZUMI With Friends名義でアルバム『Island of OAFU』リリース。1987年、少林寺拳法40周年記念大会アルバム『Deep Within Each Man』制作。David Garfieldらとコラボレーション。1989年、日本コロムビアからアルバム『Pillow Talk』リリース。ジェフ・ポーカロエイブラハム・ラボリエル、David Garfield、ネイザン・イーストマイケル・ランドウらとコラボレーション。

1990年代・2000年代

[編集]

1994年、岡山県移住後、コマーシャルソング、イベント音楽監修などの総合プロデュースを手がける。2001年、インディーズレコードレーベル「D.S.P」を設立、ライブハウスのプロデュースを手がける。2005年、歌手活動再開。ピー・エス・シー[1]からアルバム『Days of wonder』リリース。サポートメンバーはナニワエキスプレスのドラム・東原力哉、ベース・清水興、キーボード・中村建治。他にギター・丹波博幸、ピアノ・柳田ヒロ、サクソフォーン・土岐英史等を迎えての『Pillow Talk』以来16年ぶりのアルバム。

2010年代・2020年代

[編集]

2012年、マスクラットレコードより『スパイラル~月と風の夜』リリース。前作『Days of wonder』同様、ナニワエキスプレスのメンバー、ドラム・上原裕、パーカッション・橋田正人が参加。2016年、ライブカフェ「amusement live cafe tonica」が竣工。自身も定期的なライブ活動を行う。2023年、江戸屋からアーティスト・デビュー50周年記念アルバム『one more time』リリース[2]

作品

[編集]

アルバム

[編集]
発売日 レーベル 規格 タイトル 規格品番
1982年10月21日 TDK RECORDS LP Again T28A-1008
2009年6月24日 Muskrat Records CD RATCD-4328[3]
2017年3月29日 タワーレコード LP TWJP-90[4]
2022年9月7日 CD TWCP-136[5]
1983年5月21日 TDK RECORDS LP Still T28A-1018
2009年6月24日 Muskrat Records CD RATCD-4329[6]
2017年3月29日 タワーレコード LP TWJP-91[7]
2022年9月7日 CD TWCP-137[8]
1985年10月21日 Invitation LP Boxing Day VIH-28233
2021年10月20日 ビクターエンタテインメント CD VICL-65612[9]
1985年11月5日 キングレコード LP Island of OAHU K28A-683
1989年6月21日 日本コロムビア CD Pillow Talk CA-3589[10]
2009年6月24日 Muskrat Records CD RATCD-4330[11]
2017年3月29日 タワーレコード LP TWJP-92[12]
2022年9月7日 CD TWCP-137[13]
2005年5月25日 ピーエスシー/ReBIRTH Days of Wonder MTCH-1145[14]
2012年11月14日 Muskrat Records CD(紙ジャケ) RATCD-4343[15]
2012年11月14日 スパイラル~月と風の夜 RATCD-4344[16]
2023年4月5日 江戸屋 CD one more time EDCE-1042[2]
2023年7月5日予定 日本コロムビア Light Mellow 黒住憲五 COCP-42036[17]

シングル

[編集]
発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1976年 EP DKQ-1012 A 後ろから雨が 黒住憲五
B 出逢い
1979年 L-280W A 罪深い夜
B 割れた夏
1980年 DR-6427 A サムデイ Someday 映画「アフリカ物語」サントラ盤
B ストーリー オブ マイライフ Love Now Calls~Story
1982年 T07S-1010 A My Sweet Lady 大津あきら 松原正樹
B Lusia 西尾尚子
1983年3月21日 T07S-1023 A 白い夏[18] 武部聡志
B Juggler
1983年 T07S-1038 A Paradise Island[19] 竜真知子
B 子牛線 西尾尚子

マイク・ダン

1984年 T07S-1048 A Mr.Woman[20] 安藤芳彦
B DON'T GO マイク・ダン
1985年 VIHX-1667 A 震えて眠れ
B 限りなくテンダー
1989年6月1日 8cmCD CA-8224 1 八月のAngel
2 PILLOW TALK
1992年3月18日 TEDA-218 1 君がいた季節 TX系「東京物語」テーマ曲 他
2 眠れない夜のために
2015年11月3日 CD LMDU-0005 1 ジャグラー 西尾尚子 武部聡志
2 白い夏

楽曲提供

[編集]

50音順

タイアップ

[編集]

ブーメラン

[編集]

メンバー

  • 黒住憲五(くろずみ けんご):リーダー、ドラムス・リードヴォーカル
  • 丹波博幸(たんば ひろゆき):ギター・ヴォーカル
  • 岩撫安彦(いわなで やすひこ):ギター・ヴォーカル
  • 東久世アキラ(ひがしくぜ):ベース・ヴォーカル

シングル

  • 片想いの日記帳/きみに花束を
    • 片想いの日記帳:黒住憲五作詞・作曲/中村弘明編曲
    • きみに花束を:黒住憲五作詞・作曲/中村弘明編曲
    • 演奏:セクションJ.P.M
    • (P)1974・9
    • 発売元:ワーナー・パイオニア
    • Atlantic:L-1207A
    • ディレクター:栗山章/撮影:恩地多聞
  • 土曜大作戦/昨日(きのう)
    • 土曜大作戦:黒住憲五作詞・作曲、ブーメラン&中村弘明編曲
    • 昨日(きのう):黒住憲五作詞・作曲、ブーメラン&中村弘明編曲
    • (P)1975・3
    • 発売元:ワーナー・パイオニア
    • Atlantic:L-1231A
    • ディレクター:栗山章/撮影:長田道夫
    • 撮影協力:六本木鳥坂ガーデン、31アイスクリームストア六本木店

その他

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 黒住憲五「デイズ・オブ・ワンダー」 | MTCH-1145 | 4540957006558 | Shopping”. Billboard JAPAN. 2023年4月19日閲覧。
  2. ^ a b 黒住憲五/one more time”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  3. ^ 黒住憲五/Again”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  4. ^ 黒住憲五/アゲイン<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  5. ^ 黒住憲五/Again +2<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  6. ^ 黒住憲五/Still”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  7. ^ 黒住憲五/スティル<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  8. ^ 黒住憲五/STILL +4<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  9. ^ 黒住憲五/Boxing Day +1<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  10. ^ 黒住憲五/Pillow Talk”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年4月19日閲覧。
  11. ^ 黒住憲五/Pillow Talk”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  12. ^ 黒住憲五/ピロー・トーク<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  13. ^ 黒住憲五/PILLOW TALK +1<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  14. ^ 黒住憲五/Days Of Wonder”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  15. ^ 黒住憲五/DAYS OF WONDER REVISED EDITION<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  16. ^ 黒住憲五/スパイラル~月と風の夜<生産限定盤>”. tower.jp. 2023年4月19日閲覧。
  17. ^ Light Mellow 黒住憲五 | 黒住憲五”. ORICON NEWS. 2023年4月19日閲覧。
  18. ^ 白い夏/Juggler | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。
  19. ^ PARADISE ISLAND/子午線 | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。
  20. ^ Mr. Woman/Don't go | ディスコグラフィ | 黒住憲五 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年4月19日閲覧。

外部リンク

[編集]