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黒羽茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒羽 茂(くろばね しげる、1908年6月3日 - 2000年2月27日[1])は、日本の歴史学者。

略歴

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茨城県水戸市出身。東京帝国大学文学部卒、1962年「日英同盟史論」で文学博士東北大学助教授、教授、1972年定年退官、名誉教授、東北福祉大学教授を務めた[2]。近代における日本の対外関係を専門とした。

著書

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  • 『基礎歴史学』創生社,1943
  • 『世界史上より見たる日露戦争』 (日本歴史新書)至文堂 1960
  • 『日英同盟の研究』東北教育図書 1968
  • 『太平洋をめぐる日米抗争史』南窓社 1968
  • 『歴史学の世界』南窓社 1969
  • 『西洋史学思想史』吉川弘文館 1970
  • 『新西洋史学史』吉川弘文館 1972
  • 『日米外交の系譜 太平洋戦争への抗争史的展開』協同出版 1974
  • 『日露戦争と明石工作』南窓社 1976
  • 『諜報と歴史』南窓社 1977
  • 『環境と歴史』南窓社 1977
  • 『世界史の構造』南窓社 1978
  • 『環境と福祉』南窓社 1980
  • 『歴史学史の構想』南窓社 1981
  • 『日露戦争史論 戦争外交の研究』杉山書店 1982
  • 『日ソ抗争の軌跡』南窓社 1983
  • 『日英同盟の軌跡 帝国外交の骨髄』文化書房博文社 1987
  • 『日露戦争はいかにして戦われたか』文化書房博文社 1988
  • 『日ソ諜報戦の軌跡 明石工作とゾルゲ工作』日本出版放送企画 1991

論文

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脚注

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  1. ^ 『人物物故大年表』
  2. ^ 『現代日本人名録』1987