齋藤精一
齋藤 精一(さいとう せいいち、1975年- )は、日本の起業家、アーティスト、クリエイティブディレクター。
株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン[1])を設立。社内チーム Panoramatiks[2] を主宰。
経歴
[編集]神奈川県出身、東京理科大学理工学部 建築学科卒。その後建築デザインを学びにコロンビア大学建築学科(MSAAD)に進学し、2000年からニューヨークで活動を開始。
Omnicom Group傘下のArnell Groupにてクリエイティブ職に携わり、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでのアーティスト選出を機に帰国。
2006年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を真鍋大度とともに設立。2016年からRhizomatiks Architectureを主宰し、2020年には組織変更によりPanoramatiksと改める。[3]
2020年 ドバイ万博 日本館クリエイティブ・アドバイザー[5]
2023年4月〜 グッドデザイン賞 審査委員長
2025年 大阪・関西万博People’s Living Labクリエイター[6]
主な作品と受賞歴
[編集]「NIKEiD. GENERATOR」(柿並俊介、井上聡、石原和、松原康雄、鈴木大栄、辻修平、宮下暁、渡辺英輝、齋藤精一、真鍋大度、寺嶋徹、松浦寿悟、飯田建一)
- 2009年 Spikes Asia Digital/Bronze
- 2010年 CLIO Awards Innovative Media/Silver
- 2010年 One Show Interactive Advertising/Silver
- International Advertising CUP/Best of Media/Best of one2one
「NIKE MUSIC SHOE」(大野真吾、何直己、六反孝幸、フランク・ハーン、伊藤直樹、関根光才、齋藤精一、高橋聡、真鍋大度、柳沢知明)
- 2010年 Cannes Lions Film Craft Lions/Silver
- 2010年 Cannes Lions Film Lions/Bronze
- 2011年 ADFEST Cyber Lotus/Gold
- 2011年 ADFEST Film Craft Lotus/Silver
- 2011年 第9回 東京インタラクティブ・アド・アワード/Online Video/Gold
- 2011年 第9回 東京インタラクティブ・アド・アワード/Website Product/Silver
- 2011年 New York Festivals Awards 2011/ART TECHNIQUE: Interactive/Gold
- 2011年 New York Festivals Awards DIGITAL & INTERACTIVE: Online Advertising Product & Service/Silver
- 2011年 One Show Craft/Gold 2011年 One Show Online Films And Video/Silver
「Project PLATEAU」クリエイティブディレクター
- 2022年 S+T+ARTS PRIZE ベスト30[7]
- 2021年 61st ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS/クリエイティブイノベーション部門 総務大臣賞/ACCグランプリ受賞[8]
- 2021年 グッドデザイン賞金賞受賞[9]
「平和の軸 | THE AXIS OF PEACE」(プラン監修 Panoramatiks 齋藤精一、デザイン・施工 | 博展、デザイナー: 高橋 匠、プロデューサー: 高橋 広樹 / 河野 俊太郎、施工管理者: 渡邉 芳博)
- 2021年 日本空間デザイン賞 金賞(エンターテイメント&クリエイティブ・アート空間)、サステナブル空間賞
- 2021年 第55回 日本サインデザイン賞:大賞 / 経済産業大臣賞
- 2022年 iF Design Award Red 入賞 THE ONE SHOW:Merit Award
- 第37回 都市公園等コンクール: (一社)日本公園緑地協会会長賞 (施工部門)
- 横須賀市:公共工事特別表彰
- 2021年NDF ディスプレイ産業賞 ディスプレイ産業奨励賞 (日本ディスプレイ業団体連合会賞)
- Novum Design Award(仏):銀賞(Architectural Design Category)
- Architecture MasterPrize(米):Honorable Mention(Installations & structures)
- Architizer A+Awards:Special Mention
- 第101回 NY ADC賞:Spatial Design: Spatial Design / Installation Design 「THE BEST OF DISCIPLINE」
脚注
[編集]- ^ “Abstract Engine”. Abstract Engine. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “株式会社ライゾマティクス組織変更のお知らせ”. Rhizomatiks. 2022年8月9日閲覧。
- ^ 宮沢 洋. “「誰も知らない日建設計 世界最大級の設計者集団の素顔」 日本経済新聞出版 齋藤精一インタビューより”. 日経BOOKプラス. 2022年8月10日閲覧。
- ^ “GOOD DESIGN AWARD”. GOOD DESIGN AWARD. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “2020年ドバイ国際博覧会日本館、クリエイティブ・アドバイザーを新設 ―齋藤精一氏(株式会社ライゾマティクス 代表取締役)を選出― | 2018年 - 記者発表 - お知らせ・記者発表”. ジェトロ. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “#001 バーチャル万博の可能性とは 時空を超えた「環状」の繋がりのデザイン”. 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “Project PLATEAU” (英語). STARTS PRIZE. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “2021 61st ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSの入賞作品発表ページです。”. acc-awards.com. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “3D都市モデル [PLATEAU[プラトー]]”. Good Design Award. 2022年8月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- Panoramatiks (パノラマティクス)https://panoramatiks.com