龍三郎シリーズ
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龍三郎シリーズ | |
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ジャンル | 学園漫画、SF漫画、ファンタジー漫画 |
ドラマCD:ボクがCDになった理由(ワケ) 龍三郎、ミュージカルする。 | |
脚本 | 三井秀樹 |
レーベル | 別冊少女コミックCDブック |
発売日 | 1995年 |
枚数 | 1枚 |
テンプレート - ノート |
龍三郎シリーズ(りゅうざぶろうシリーズ)は、田村由美による漫画のシリーズ名。
概要
[編集]渋沢龍三郎が、日常の延長線上で家族や友人らと不思議な体験をする物語が多く、ファンタジーの色彩が濃い作品。作品タイトルは「ボクが○○になった理由(ワケ)」「龍三郎、○○する。」形式である。1995年にはドラマCD化された。
「デラックス別冊少女コミック」(小学館)において、1990年7月から2001年8月までの期間で、不定期連載された。
あらすじ
[編集]10歳の小学生・龍三郎は、かつては女優であったと語る、母・蝶子と2人暮らしをしている。蝶子はもと華族であったため、とある高台の屋敷に住んではいるが、倉にある骨董品の売り食いで生計を立てる毎日だった。
ある日、龍三郎が宮川マリエに預かっていた指輪を、蝶子が美術商に売る。しかし、すでに指輪は他人の手に渡り、龍三郎は何とかしてそれを取り戻そうとする。その過程で、刑事・渋沢龍之介と出会い・・・。
登場人物
[編集]- 渋沢龍三郎(しぶさわ りゅうざぶろう)
- 声 - 大島一貴
- 主人公。龍之介と蝶子の長男。わがままな母親のせいで、年齢の割には大人びた考えを持つ。リエちゃんのことが好きで、ケンちゃんとは親友。初恋の相手は、女優の東野ありさ(声 - 白鳥由里)。
- 渋沢蝶子(しぶさわ ちょうこ)
- 声 - 土井美加
- 旧姓:尾上で、元華族。かつて女優だったが、人気絶頂の頃に結婚引退した。意地っ張りな性格の反面、心の底では龍之介と子供たちを愛している。美人で面食い。若そうに見えて、30歳を超えている。母親とは対立していたが、姑とは仲が良い。
- 渋沢龍之介(しぶさわ りゅうのすけ)
- 声 - 井上和彦
- 刑事。かつて大道具のアルバイトをしていた頃に蝶子と知り合い、彼女と恋に落ちる。蝶子とは1度離婚するが、10年後再婚した。苦労知らずの坊ちゃん育ちらしい。愛妻家で、妻の尻に敷かれている(?)。お人好しな性格。
- 渋沢玉三郎(しぶさわ たまさぶろう)
- 声 - 氷上恭子
- 龍三郎より10歳下の弟。名前の由来は、「ケンタ」「マリエ」「リュウーザブロー」から。
- 宮川マリエ(みやがわ マリエ)& 上野ケン太(うえの けんた)
- 声 - 藤間宇宙(ケン太)
- 通称リエちゃん&ケンちゃん。2人とも龍三郎の同級生で、しばしば彼と不思議な体験を共にする。
- ハリまぐろ
- 龍三郎のペットで、ハリネズミ。
- 尾上五右衛門(おのえ ごえもん)
- 蝶子の父親。昔、妻と娘を置いて放浪の旅に出た発明家。時折孫をこっそり見守っている。楽観的な性格。
作品一覧
[編集]理由は全て「ワケ」と読む。
- ボクが泥棒になった理由(1990年7月30日号、デラックス別冊少女コミック、小学館)
- パパが泥棒になった理由(1990年9月30日号)
- ボクが王様になった理由(1990年11月30日号)
- ボクが幽霊になった理由(1991年1月30日号)
- ボクが天使を産んだ理由(1991年8月30日号)
- ボクが吸血鬼だった理由(1991年10月30日号)
- ボクが嘘をついた理由(1991年12月30日号)
- ボクが大統領になった理由(1992年2月29日号)
- ボクがボクを忘れた理由(1992年4月30日号)
- ボクが金メダルをとった理由(1992年6月30日号)
- ボクが名(迷)探偵になった理由(1992年8月30日号)
- わたしが彼に逢った理由(1992年10月30日号)
- ボクがサンタに会った理由(1992年12月30日号)
- ぼくが扉を開けた理由(1993年2月28日号)
- ボクが風邪をひいた理由(1993年4月30日号)
- ボクが天才になった理由 龍三郎、天下御免する。(1993年11月30日号)
- ボクが弟子になった理由 龍三郎、ナワぬけする。(1994年1月30日号)
- ボクがゴミを捨てた理由 龍三郎、波瀾万丈する。(1994年5月30日号)
- ボクが人魚を釣った理由 龍三郎、通販生活する。(1994年7月30日号)
- ボクが謎を解いた理由 龍三郎、遺産相続する。(1994年9月30日号)
- ボクがデートに遅れた理由 龍三郎、百発百中する。(1994年11月30日号)
- ボクが無口になった理由 龍三郎、一攫千金する。(1994年12月30日号)
- ボクがCDになった理由(1995年3月30日号)
- ボクが忍者になった理由 龍三郎、一日一善する。(1995年5月30日号)
- ボクが地獄に落ちた理由 龍三郎、鬼ごっこする。(1996年1月30日号)
- ボクが七不思議を知った理由 龍三郎、接近遭遇する。(1996年12月5日号)
- ボクが大人になった理由 龍三郎、独り旅する。(1997年2月5日号)
- ボクが十番勝負する理由
- 龍三郎、涙の宇宙日記(1999年8月5日号)
- 龍三郎、妖しの恐怖日記(1999年10月5日号)
- 龍三郎、嵐の原始日記(2000年4月5日号)
- 龍三郎、恋の平安日記(2000年6月5日号)
- 龍三郎、夢の電脳日記(2000年8月5日号)
- 龍三郎、麗しの乙女日記(2000年12月5日号)
- 龍三郎、暁のレース日記(2001年2月5日号)
- 龍三郎、悟の推理日記(2001年4月5日号)
- 龍三郎、炎の火消し日記(2001年6月5日号)
- 龍三郎、心のミラー日記(2001年8月5日号)