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龍光院 (和歌山県高野町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
龍光院山門

龍光院(りゅうこういん)は、和歌山県伊都郡高野町高野山にある真言宗寺院で、高野山真言宗の別格本山である。本尊は大日如来

歴史

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この寺は、高野山において空海が住した院であったとされ、古くから中院と称されていた。平安時代後期の僧明算1021年 - 1106年)が入って龍光院と号したという。かつては、多くの寺領・末寺を有していた。

文化財

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国宝

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  • 絹本著色伝船中湧現観音像 - 平安時代後期
  • 紫紙金字金光明最勝王経 10巻 - 聖武天皇が各地の国分寺に安置させた「国分寺経」の遺品。どこの国分寺にあったものかは不明。
  • 大字法華経(巻三を欠く)7巻 - 奈良時代
  • 細字金光明最勝王経 2巻 - 唐時代

重要文化財

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  • 絹本著色狩場明神像 
  • 絹本著色両界曼荼羅図 
  • 木造屏風本尊 6面
  • 木造兜跋毘沙門天立像 
  • 厨子入倶利伽羅竜剣 
  • 蓮華形柄香炉
  • 灌頂道具類 
    • 傘蓋一対(蓋2張、軸及び骨一具、蓋幡4旒2組、龍頭2頭)
    • 宝冠一対
    • 明鏡(鏡箱入)一対
    • 瓶1口
    • 塗香器(台皿付)1口
    • 附:泥塔1基、袈裟3領、五鈷鈴1口、七鈷鈴1口、団扇1柄、箪笥1基
  • 諸経要集 巻第五
  • 註仁王般若経 巻第一
  • 放光般若波羅蜜経 巻第九 - 天平十五年五月十一日光明皇后願経
  • 大毘盧遮那経(白朱両点本)・大毘盧遮那経供養次第法疏 巻第二(朱点本)8帖
  • 大毘盧遮那経 巻第一

所在地

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  • 和歌山県伊都郡高野町高野山147

外部リンク

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座標: 北緯34度12分51.3秒 東経135度34分51.6秒 / 北緯34.214250度 東経135.581000度 / 34.214250; 135.581000